淪謝りんしゃ)” の例文
弘化二年の夏梁川星巌が江戸を去り、菊池五山、岡本花亭、宮沢雲山ら寛政文化の諸老が相継いで淪謝りんしゃするに及び、枕山はおのずから江戸詩壇の牛耳を執るに至ったのである。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)