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糸屋
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いとや
ふりがな文庫
“
糸屋
(
いとや
)” の例文
一
風呂
(
ふろ
)
浴
(
あ
)
びて
日
(
ひ
)
の
暮
(
く
)
れゆけば
突
(
つき
)
かけ
下駄
(
げた
)
に七五三の
着物
(
きもの
)
、
何屋
(
なにや
)
の
店
(
みせ
)
の
新妓
(
しんこ
)
を
見
(
み
)
たか、
金杉
(
かなすぎ
)
の
糸屋
(
いとや
)
が
娘
(
むすめ
)
に
似
(
に
)
て
最
(
も
)
う一
倍
(
ばい
)
鼻
(
はな
)
がひくいと
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
私
(
わたし
)
の
知
(
し
)
った
町
(
まち
)
の
糸屋
(
いとや
)
で、
小僧
(
こぞう
)
が
欲
(
ほ
)
しいということだから、
龍雄
(
たつお
)
をやったらどうだ、
先方
(
せんぽう
)
はみなしんせつな
人
(
ひと
)
たちばかりだ。なんなら
私
(
わたし
)
から
頼
(
たの
)
んであげよう。
海へ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
道頓堀
(
だうとんぼり
)
から
糸屋
(
いとや
)
の
娘
(
むすめ
)
……
女朝日奈
(
をんなあさひな
)
の
島
(
しま
)
めぐりで、わしが、ラバさん
酋長
(
しうちやう
)
の
娘
(
むすめ
)
、と
南洋
(
なんやう
)
で
大氣焔
(
だいきえん
)
。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
生薬屋
(
きぐすりや
)
の
看板
(
かんばん
)
だよ。梅「あれは……。近「
糸屋
(
いとや
)
の
看板
(
かんばん
)
だ。梅「へえゝ……あれは。近「人が見て笑つてるに、
水菓子屋
(
みづぐわしや
)
だ。梅「へえゝ……あ
彼処
(
あすこ
)
に
在
(
あ
)
る
円
(
まアる
)
いものは
何
(
なん
)
です、かう
幾
(
いく
)
つも
有
(
あ
)
るのは。 ...
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お高は、やっとのことで、和泉屋の隣の
糸屋
(
いとや
)
の軒下へ走りこんだ。そこには、騒動を見物する人が、土間まではいり込んでいた。お高を見つけた糸屋の若いおかみさんが、人をかき分けて出て来た。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
▼ もっと見る
曲
(
まが
)
ると
先程
(
さきほど
)
の
糸屋
(
いとや
)
の
前
(
まへ
)
眞直
(
まつすぐ
)
に
行
(
ゆ
)
けば
大通
(
おほどほ
)
りへ
出
(
で
)
て
仕舞
(
しま
)
ひますたしか
裏通
(
うらどほ
)
りと
仰
(
おほ
)
せで
御座
(
ござ
)
いましたが
町名
(
ちやうめい
)
は
何
(
なん
)
と
申
(
まを
)
しますか
夫次第
(
それしだい
)
大抵
(
たいてい
)
は
分
(
わか
)
りませうと
問掛
(
とひか
)
けたり
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「
黙
(
だま
)
って
帰
(
かえ
)
ってきた。
糸屋
(
いとや
)
なんかいやだ。もうどうしてもゆかない。」
海へ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
糸
常用漢字
小1
部首:⽷
6画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“糸”で始まる語句
糸
糸瓜
糸屑
糸杉
糸織
糸底
糸魚川
糸口
糸巻
糸目