粉末ふんまつ)” の例文
じれったそうに、あいだにつめたむぎわらをほうりだし、中のガラスびんをひとつずつ、だいじそうにとりだした。どのびんにも液体えきたい粉末ふんまつがつまっている。
それが火口かこうからあがつて形状けいじようは、西洋料理せいようりようり使つかはれるはなてゐるから菜花状さいかじようくもばれる。これには鎔岩ようがん粉末ふんまつくははつてゐるから多少たしよう暗黒色あんこくしよくえる。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
つぎあさしもしろ庭葢にはぶたわらにおりた。切干きりぼしむしろ三枚さんまいばかりその庭葢にはぶたうへいたまゝで、切干きりぼしにはこほり粉末ふんまつにしたやうなしもつてて、ひがしもり隙間すきまからとほ朝日あさひにきら/\とひかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
アンチピリンの(頓服剤ねつさましの)、粉末ふんまつのやうに——
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
たとへば粉末ふんまつとなつた鎔岩ようがんすなは火山灰かざんばひのみをときでもさうである。しかしながらたん蒸氣じようき瓦斯がすまた硫氣りゆうき噴出ふんしゆつするだけでは噴火ふんかとはいはないで、蒸氣孔じようきこうまた硫氣孔りゆうきこう状態じようたいにありといつてゐる。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)