磨石斧ませきふ)” の例文
砧村きぬたむら途中とちう磨石斧ませきふひろひ、それから小山こやまあがくちで、破片はへんひろつたが、此所こゝまでに五ちかあるいたので、すこしくまゐつてた。
今日けふ香爐形こうろがた以上いじやう珍品ちんぴん掘出ほりだしたいと力味りきみかへつてると、磨石斧ませきふ其燒土そのやけつちなかから掘出ほりだした。
ちよい/\ねんに四五回位くわいくらゐは、ほか表面採集へうめんさいしふついでに立寄たちよつて、磨石斧ませきふ石劒折せきけんをれ打石斧だせきふ其他そのたひろつてたが、四十ねんぐわつ十四に、一人ひとり加瀬かせ駒岡こまをかから、此方こつち採集さいしふとき
やがて其秋そのあきには、のこらず貝塚かいづかひらかれて、はたけつてしまつたが、それでも余等よら未練みれいかされて、表面採集ひやうめんさいしふ時々とき/″\立寄たちよるが、其後そののちとても、土偶どぐう磨石斧ませきふ、三十七ねんの九ぐわつには
打石斧だせきふ磨石斧ませきふ石鏃せきぞく把手とつて破片はへん土瓶どびんくち、そんなものは、どのくら數多かずおほ採集さいしふしたかれぬが、發掘はつくつをしてこといので、茶店ちやみせ息子むすこかいして、地主ぢぬし政右衞門まさうゑもんといふひと
それでも土器どきひとツ、磨石斧ませきふが一ぽんた。