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治
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をさま
ふりがな文庫
“
治
(
をさま
)” の例文
ところが
江戸時代
(
えどじだい
)
になると、
徳川氏
(
とくがはし
)
の
政治
(
せいじ
)
の
方針
(
ほうしん
)
がさうであり、また
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
が
治
(
をさま
)
つて
來
(
き
)
たゝめか、
學問
(
がくもん
)
が
盛
(
さか
)
んになつて
來
(
き
)
ました。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
取か然なくば外に
縁付
(
えんづけ
)
なば一生の身の
治
(
をさま
)
りにも成べしと
姑
(
しうとめ
)
は勿論懇意の者共迄も
色々
(
いろ/\
)
勸むると雖もお菊は一向
承引
(
うけがは
)
ず母樣始め皆樣の仰を
背
(
そむ
)
くには有ねども今更
聟
(
むこ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
かうした混雑のなかでは、皆が互ひに堪忍してゆかなければ、とても
治
(
をさま
)
りがつくものではありません。
茶話:08 大正十五(一九二六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
朕
(
わ
)
が
一二二
けんぞくのなすところ、人の
福
(
さいはひ
)
を見ては
転
(
うつ
)
して
禍
(
わざはひ
)
とし、世の
治
(
をさま
)
るを見ては
乱
(
みだれ
)
を
発
(
おこ
)
さしむ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
ロレ しづまりめされ!
如何
(
どう
)
したものぢゃ!
起
(
おこ
)
ってしまうた
騷
(
さわ
)
ぎは、
騷
(
さわ
)
げばとて
治
(
をさま
)
るものではない。そも/\
此
(
この
)
娘御
(
むすめご
)
は
天
(
てん
)
と
貴下
(
こなた
)
の
兩有
(
りゃうもち
)
ぢゃ、
今
(
いま
)
や
天
(
てん
)
の
獨有
(
ひとりもち
)
となったは
娘御
(
むすめご
)
の
爲
(
ため
)
には
幸福
(
しあはせ
)
。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
▼ もっと見る
その結果として、折角身持が
治
(
をさま
)
り懸けた重右衛門が再び遊廓に足を踏み入れるやうに為り、少しく手を下し始めた荒廃した田地の開墾が全く
委棄
(
ゐき
)
せられて了つたのも、これも余儀ない次第であらう。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
指置
(
さしおき
)
下女の菊と
不義
(
ふぎ
)
をなし
終
(
つひ
)
に
情死
(
しんぢう
)
とまでの
騷
(
さわ
)
ぎなり
夫故
(
それゆゑ
)
平常
(
つね/″\
)
お熊と
中
(
なか
)
惡
(
わる
)
く
家内
(
かない
)
治
(
をさま
)
らずと云ひければ又七是を聞き是は思ひもよらぬ事を仰せらるゝもの哉
今宵
(
こよひ
)
菊が何故か
刄物
(
はもの
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
得しことゆゑ
癪氣
(
しやくき
)
も速かに
治
(
をさま
)
りければ大岡殿には悦ばれ成程
妙
(
めう
)
に
好
(
よい
)
心持
(
こゝろもち
)
に成しと申されるに城富は先々御
休息
(
きうそく
)
を
遊
(
あそ
)
ばされよと申て自分も
休
(
やす
)
み居たりけるに大岡殿は
寢返
(
ねがへ
)
りて此方を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“治”の意味
《名詞》
(チ)平和であること。
(チ)政治。
(出典:Wiktionary)
治
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
“治”を含む語句
政治
治療
治承
新治
療治
元治
治部大輔
小治田
退治
明治
治癒
灸治
不治
治世
安治川口
全治
揉療治
統治
占治茸
湯治
...