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来客
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らいきゃく
ふりがな文庫
“
来客
(
らいきゃく
)” の例文
旧字:
來客
午睡
(
ひるね
)
する
人達
(
ひとたち
)
もあわててとび
起
(
お
)
き、
上
(
うえ
)
を
下
(
した
)
への
大騒
(
おおさわ
)
ぎを
演
(
えん
)
じたのも
道理
(
どうり
)
、その
来客
(
らいきゃく
)
と
申
(
もう
)
すのは、
誰
(
だれ
)
あろう、
時
(
とき
)
の
帝
(
みかど
)
の
珍
(
うず
)
の
皇子
(
みこ
)
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
来客
(
らいきゃく
)
かもしれない。機会は今だと思った彼女は、あたりを見まわして、誰もいないことを
確
(
たし
)
かめると、つと木彫の日光陽明門の額の前に近よった。
什器破壊業事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
もし、
来客
(
らいきゃく
)
のことばに、まちがいがなければ、
竹夫
(
たけお
)
は、
自分
(
じぶん
)
の
頭
(
あたま
)
と
目
(
め
)
をうたがわねばなりません。それから、四、五
日
(
にち
)
というもの、かれは、
煩悶
(
はんもん
)
にすごしたのです。
ひすいの玉
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
生憎
(
あいにく
)
前日来の雨で、到底
来者
(
きて
)
はあるまいと思うて居ると、それでも
傘
(
かさ
)
をさして
夕刻
(
ゆうこく
)
から十数人の
来客
(
らいきゃく
)
。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
ただ特別なる場合、たとえば
来客
(
らいきゃく
)
とか病気とかの時のごときには、明らかなる意思を立てて
遂行
(
すいこう
)
するも必要だが、たいていの場合にはどちらでも差支えないことが多い。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
▼ もっと見る
ケンプ
博士
(
はくし
)
の
来客
(
らいきゃく
)
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
ある
年
(
とし
)
の
夏
(
なつ
)
の
初
(
はじめ
)
、
館
(
やかた
)
の
森
(
もり
)
に
蝉時雨
(
せみしぐれ
)
が
早瀬
(
はやせ
)
を
走
(
はし
)
る
水
(
みず
)
のように、
喧
(
かまびず
)
しく
聞
(
きこ
)
えている、
暑
(
あつ
)
い
真昼過
(
まひるす
)
ぎのことであったと
申
(
もう
)
します——
館
(
やかた
)
の
内部
(
うち
)
は
降
(
ふ
)
って
湧
(
わ
)
いたような
不時
(
ふじ
)
の
来客
(
らいきゃく
)
に
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
ところが、ある
日
(
ひ
)
のこと、
竹夫
(
たけお
)
の
家
(
いえ
)
に
来客
(
らいきゃく
)
がありました。
ひすいの玉
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それは
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
、
不意
(
ふい
)
の
来客
(
らいきゃく
)
としては五六十
人
(
にん
)
はなかなかの
大人数
(
おおにんずう
)
でございます。ましてそれが
日本国中
(
にほんこくじゅう
)
にただ
一人
(
ひとり
)
あって、
二人
(
ふたり
)
とはない、
軍
(
いくさ
)
の
神様
(
かみさま
)
の
御同勢
(
ごどうせい
)
とありましては
大
(
たい
)
へんでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
客
常用漢字
小3
部首:⼧
9画
“来”で始まる語句
来
来年
来迎
来世
来賓
来合
来春
来給
来訪
来歴