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可愛
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かあ
ふりがな文庫
“
可愛
(
かあ
)” の例文
可愛
(
かあ
)
いい芽は一日一日と育ってゆきました。青い
丸爪
(
まるづめ
)
のような葉が、日光のなかへ手をひろげたのは、それから間もないことでした。
日輪草:日輪草は何故枯れたか
(新字新仮名)
/
竹久夢二
(著)
でも
可愛
(
かあ
)
いいルーシーは彼女の父親より、もっと色が黒いんですの。だけど黒くっても可愛いい。——彼女は私の可愛いい可愛いい娘ですもの。そして彼女の母親のペットですもの
黄色な顔
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
先生
(
せんせい
)
は
同
(
おなじ
)
一組
(
クラス
)
の
小児達
(
こどもたち
)
を三十人も四十人も
一人
(
ひとり
)
で
可愛
(
かあい
)
がらうとするんだし、
母様
(
おつかさん
)
は
私
(
わたし
)
一人
可愛
(
かあ
)
いんだから、
何
(
ど
)
うして、
先生
(
せんせい
)
のいふことは
私
(
わたし
)
を
欺
(
だま
)
すんでも、
母様
(
おつかさん
)
がいつてお
聞
(
き
)
かせのは
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
此
(
こ
)
の
目
(
め
)
、
此
(
こ
)
の
頬
(
ほゝ
)
、
此
(
こ
)
の
髪
(
かみ
)
、
其処
(
そこ
)
には
未
(
ま
)
だ
昔
(
むかし
)
の
恋
(
こひ
)
の
夢
(
ゆめ
)
が
残
(
のこ
)
つてゐるやうである。
私
(
わたし
)
は一
種
(
しゆ
)
の
美感
(
びかん
)
に
酔
(
ゑは
)
されると
同時
(
どうじ
)
に、
激
(
はげ
)
しい
妬
(
ねたま
)
しさに
胸
(
むね
)
を
毮
(
むし
)
られてゐる。
可愛
(
かあ
)
ゆくもあるが
憎
(
にく
)
くも
思
(
おも
)
つた。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
父
(
とう
)
さんの
幼少
(
ちひさ
)
な
時分
(
じぶん
)
には、
今
(
いま
)
のやうに
少年
(
せうねん
)
の
雜誌
(
ざつし
)
といふものも
有
(
あ
)
りませんでした。お
前達
(
まへたち
)
のやうに
面白
(
おもしろ
)
いお
伽噺
(
とぎばなし
)
の
本
(
ほん
)
や、
可愛
(
かあ
)
いらしい
繪
(
ゑ
)
のついた
雜誌
(
ざつし
)
なぞを
讀
(
よ
)
むことも
出來
(
でき
)
ませんでした。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
可愛
(
かあ
)
ゆしといふわが言の
畏
(
かし
)
こけれ
桜花
(
さくら
)
見ますかわが良子ひめ
桜
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
可愛
(
かあ
)
いいちんぽこから
小便
(
しつこ
)
が出る。
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
可愛
(
かあ
)
い君さま茨城の
沙上の夢
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
可愛
(
かあ
)
いい親切な坊っちゃん、あたしの王様になって下さいね。紅茸の王女は、そう言ってグレコの手をとって、森の御殿へつれてゆきました。
たどんの与太さん
(新字新仮名)
/
竹久夢二
(著)
わが
家
(
いへ
)
の
可愛
(
かあ
)
ゆき
鴿
(
はと
)
を
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
お
磯
(
いそ
)
は、
可愛
(
かあ
)
い博多人形を持っていました。その人形は、黒い
眼
(
め
)
と
薔薇色
(
ばらいろ
)
の
頬
(
ほお
)
を持った、それはそれは
可愛
(
かあい
)
らしい人形でありましたから、お磯はどの人形よりも可愛がっていました。
博多人形
(新字新仮名)
/
竹久夢二
(著)
暫
(
しばら
)
くすると
可愛
(
かあ
)
い
子守唄
(
こもりうた
)
がきこえて来ました。
人形物語
(新字新仮名)
/
竹久夢二
(著)
「
可愛
(
かあ
)
いい坊や」
少年・春
(新字新仮名)
/
竹久夢二
(著)
可
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
“可愛”で始まる語句
可愛想
可愛相
可愛気
可愛御堂
可愛児
可愛好
可愛嶽
可愛いお方