なつかしいのは、故郷の土である。「沙上の夢」は、土の詩であり、私の故郷の詩である。 この集中に収めた作品の多くは、散逸してたづねようのなかつたのを保存して置いてくれた友人藤田健治氏の好意を、私は感謝にたへない。 大正十二年春 著者 河原の石 …
著者 | 野口雨情 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 詩歌 |
初出 | 河原の雨「国粋」1921(大正10)年10月、梅の実「婦人界」1922(大正11)年7月、春の鳥「少女倶楽部」1923(大正12)年1月、鶫「小説倶楽部」192 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約12分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約20分(300文字/分) |