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ぜんき
ふりがな文庫
“
前記
(
ぜんき
)” の例文
景色
(
けしき
)
だ、とこれから、
前記
(
ぜんき
)
奥入瀬
(
おいらせ
)
の
奇勝
(
きしよう
)
を
説
(
と
)
くこと一
番
(
ばん
)
して、
此
(
こ
)
の
子
(
ね
)
の
口
(
くち
)
の
朝
(
あさ
)
ぼらけ、
汀
(
みぎは
)
の
松
(
まつ
)
はほんのりと、
島
(
しま
)
は
緑
(
みどり
)
に、
波
(
なみ
)
は
青
(
あを
)
い。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
前記
(
ぜんき
)
の
但馬地震
(
たじまぢしん
)
や
丹後地震
(
たんごぢしん
)
の
如
(
ごと
)
きは
初期微動繼續時間
(
しよきびどうけいぞくじかん
)
の
最
(
もつと
)
も
短
(
みじか
)
かつた
稀有
(
けう
)
の
例
(
れい
)
であるので、
寧
(
むし
)
ろ
例外
(
れいがい
)
とみて
然
(
しか
)
るべきものである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
前記
(
ぜんき
)
のとおりわが
邦
(
くに
)
野生のいわゆるタチバナに、かくタチバナの名を
保
(
も
)
たしておくのは
元来
(
がんらい
)
間違いであるのみならず、前からすでにある歴史上のタチバナの本物と重複するから
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
前
(
まへ
)
に
述
(
の
)
べた
通
(
とほ
)
り、
初期微動
(
しよきびどう
)
の
繼續時間
(
けいぞくじかん
)
は
概
(
がい
)
して
七八秒
(
しちはちびよう
)
はあるけれども、
前記
(
ぜんき
)
の
但馬地震
(
たじまぢしん
)
及
(
およ
)
び
丹後地震
(
たんごぢしん
)
に
於
(
おい
)
ては、
震原地
(
しんげんち
)
の
直上
(
ちよくじよう
)
に
於
(
おい
)
て
三秒位
(
さんびようぐらゐ
)
しかなかつた。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
講話
(
かうわ
)
など
思
(
おも
)
ひも
寄
(
よ
)
らなかつたからである。しかし
惜
(
を
)
しい
事
(
こと
)
をした。いま
思
(
おも
)
へば、
予
(
かね
)
て一
本
(
ぽん
)
を
用意
(
ようい
)
して、
前記
(
ぜんき
)
(
郷土会記録
(
きやうどくわいきろく
)
)
載
(
の
)
する
処
(
ところ
)
の
新渡戸博士
(
にとべはかせ
)
の三
本木
(
ぼんぎ
)
開墾
(
かいこん
)
の
講話
(
かうわ
)
を
朗読
(
らうどく
)
すれば
可
(
よ
)
かつた。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
實際
(
じつさい
)
前記
(
ぜんき
)
の
大地震
(
だいぢしん
)
に
於
(
おい
)
ては
機敏
(
きびん
)
な
動作
(
どうさ
)
をなして
却
(
かへ
)
つて
軒前
(
のきさき
)
で
壓死
(
あつし
)
したものが
多
(
おほ
)
く、
逃
(
に
)
げ
後
(
おく
)
れながら
小屋組
(
こやぐみ
)
の
下
(
した
)
に
安全
(
あんぜん
)
に
敷
(
し
)
かれたものは
屋根
(
やね
)
を
破
(
やぶ
)
つて
助
(
たす
)
かつたといふ。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
“前記”の意味
《名詞》
前に記載されていること。
(出典:Wiktionary)
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
記
常用漢字
小2
部首:⾔
10画
“前記”で始まる語句
前記現象