“小屋組”の読み方と例文
読み方割合
こやぐみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうして學校がつこう教場内きようじようない竝列へいれつした多數たすうつくゑあるひ銃器臺じゆうきだいなどは、其連合そのれんごうちからもつて、此桁このけたはりまた小屋組こやぐみ全部ぜんぶさゝへることは容易よういである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
家と家との間には一本として樹木らしいものも青いものの姿も見られなかった。到るところ、見えるものはただ小屋組こやぐみの丸太ばかりであった。
たとひ家屋かおく倒伏とうふくすることがあつても、小屋組こやぐみだけはもとのまゝのかたちをして地上ちじよう直接ちよくせつ屋根やねあらはすことは、大地震だいぢしん場合ばあひ普通ふつう現象げんしようである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)