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したてや
ふりがな文庫
“
仕立屋
(
したてや
)” の例文
こうしているうちに、とうとう、
仕立屋
(
したてや
)
さんのかんしゃくだまが
爆発
(
ばくはつ
)
しました。仕立屋さんは
仕立台
(
したてだい
)
の
穴
(
あな
)
から
布
(
ぬの
)
きれをつかみだして
いさましい ちびの仕立屋さん
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
家
(
いへ
)
は
小路
(
せうぢ
)
へ
引込
(
ひつこ
)
んで、
通
(
とほ
)
りの
角
(
かど
)
に「
蒲燒
(
かばやき
)
」と
書
(
か
)
いた
行燈
(
あんどう
)
ばかりあり。
氣
(
き
)
の
疾
(
はや
)
い
奴
(
やつ
)
がむやみと
飛込
(
とびこ
)
むと
仕立屋
(
したてや
)
なりしぞ
不思議
(
ふしぎ
)
なる。
神楽坂七不思議
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
町に出てきて
反物
(
たんもの
)
を買いもとめたり、または
仕立屋
(
したてや
)
に
縫
(
ぬ
)
ってもらうなどということは、こういう昔話に笑い興じた娘たちの、夢にも予想し得ないことであった。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
彼
(
かれ
)
は千八百六十三
年
(
ねん
)
ペテルブルグで
生
(
う
)
まれた。
父
(
ちち
)
はポルタワ
県
(
けん
)
出身
(
しゅっしん
)
の
仕立屋
(
したてや
)
で、
母
(
はは
)
は
農婦
(
のうふ
)
あがりだった。
身体検査
(新字新仮名)
/
フョードル・ソログープ
(著)
だから、わたしがいく先ざきの町では、
大恐慌
(
だいきょうこう
)
をおこしていました。
教授
(
きょうじゅ
)
たちは、わたしを教授にしてくれましたし、
仕立屋
(
したてや
)
はわたしに新しい着物をくれました。
影
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
▼ もっと見る
お引立てを
蒙
(
こうむ
)
る、御愛顧を願う、という文句は米屋か
仕立屋
(
したてや
)
の広告文では
最早
(
もは
)
やないのである。
めでたき風景
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
仕立屋
(
したてや
)
芋屋
駄菓子屋
(
だがしや
)
挑灯屋
(
ちょうちんや
)
なぞ昔ながらの
職業
(
なりわい
)
にその日の暮しを立てている
家
(
うち
)
ばかりである。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
たとえば
衣
(
ころも
)
を着るにも、
縞柄
(
しまがら
)
から
縫
(
ぬ
)
い方から
着
(
き
)
ようにいたるまで一々
明白
(
はっきり
)
した意思を表示し、かつこれを
貫
(
つらぬ
)
かんとすれば、たいていの
仕立屋
(
したてや
)
または
細君
(
さいくん
)
は必ず手に余すであろう。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
「
仕立屋
(
したてや
)
さんだつたでせう、多分。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
そこで、ごちそうがはじまりました。それこそ、
仕立屋
(
したてや
)
さんがじぶんのうちではまだいちども食べたことのないようなごちそうです。
「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「
何
(
なに
)
、
何
(
なに
)
をしたつて
身體
(
からだ
)
さへ
働
(
はたら
)
かせりや、
彼女
(
あれ
)
に
食
(
く
)
はせて、
乳
(
ちゝ
)
はのまされます。」と、
仕立屋
(
したてや
)
さんは、いそ/\と
歸
(
かへ
)
つていつた。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
または
仕立屋
(
したてや
)
などのように家で仕事をする者が、多くなってから後のことである。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
まずくつやと
仕立屋
(
したてや
)
が、それから町じゅうの人が、下の
往来
(
おうらい
)
に出てきました。それから、いすとテーブルがもち出されて、ろうそくが、それは千本という数ものろうそくがともされます。
影
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
むかしむかし、ひとりの
仕立屋
(
したてや
)
さんがおりました。仕立屋さんは三人のむすこと、それから、ただ一ぴきのヤギをもっていました。
「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
年よりの
仕立屋
(
したてや
)
さんは、そのことばをほんとうに
信用
(
しんよう
)
しようとはしませんでしたが、それでもとにかく、親類の人たちをあつめました。
「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
神さまは、天国の人びとをおともにつれてかえっていらっしゃいましたが、門のうしろにいる
仕立屋
(
したてや
)
さんにはお気づきになりませんでした。
天国へいった仕立屋さん
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
王さまも、この
忠告
(
ちゅうこく
)
をきいて、もっともなことだと思いましたので、
仕立屋
(
したてや
)
さんのところへおつきのものをひとりやりました。
いさましい ちびの仕立屋さん
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
仕立屋
(
したてや
)
さんはそこにじっと立って、このいすをかなり長いことながめていました。だって、このいすがほかのどれよりも気にいったからです。
天国へいった仕立屋さん
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
それから、
仕立屋
(
したてや
)
さんは森のなかにとびこんで、右や左を見まわしました。しばらくたったとき、ふたりの大男のすがたが目にとまりました。
いさましい ちびの仕立屋さん
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
じつは、ふたりとも町の門のまえの
仕立屋
(
したてや
)
の
宿
(
やど
)
にいたんだけど、ビールをのんでいて、おそくなっちまったんだよ。
ならずもの
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
聖
(
せい
)
ペテロさまは、
仕立屋
(
したてや
)
さんをもとのように、天国の門のそとにつれていかなければなりませんでした。
天国へいった仕立屋さん
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
仕立屋
(
したてや
)
さんは、なさけぶかい人でしたから、さっそく
針
(
はり
)
と糸とをとりだして、豆のからだをぬいあわせてやりました。豆は仕立屋さんに、あつくあつくお
礼
(
れい
)
をいいました。
わらと炭と豆
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
子ヤギたちはおかあさんの
胸
(
むね
)
にだきついて、まるで、およめさんをもらうときの
仕立屋
(
したてや
)
さんみたいに、うれしがって、ピョンピョンはねまわりました。でも、おかあさんは
オオカミと七ひきの子ヤギ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
ですから、もしもこのとき、
旅
(
たび
)
まわりをしている
仕立屋
(
したてや
)
さんが、
運
(
うん
)
よく、この流れの岸べでやすんでいなかったなら、
豆
(
まめ
)
もほかのふたりとおなじように、
死
(
し
)
んでしまうところでした。
わらと炭と豆
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“仕立屋”で始まる語句
仕立屋の舞踏会