“れいすゐ”の漢字の書き方と例文
語句割合
冷水100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なほらざるとき全身ぜんしん冷水れいすゐそゝぎてそのいたみまつたりしゆゑに、其後そのご頭痛づつうおこごと全身ぜんしん冷水灌漑れいすゐくわんがいおこなひしが、つひ習慣しふくわんとなり、寒中かんちゆうにも冷水灌漑れいすゐくわんがいゆるをたり。
命の鍛錬 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
いへ敷居しきゐまたいだ宗助そうすけは、おのれにさへ憫然びんぜん姿すがたゑがいた。かれ過去くわこ十日間とをかかん毎朝まいあさあたま冷水れいすゐらしたなり、いまかつくしとほしたことがなかつた。ひげもとよりいとまたなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
すこまるみをいた十三にちつきしろの一つ/\の茗荷めうがうへひかつた。冷水れいすゐつたやうかきがゆら/\とうごいてうしろはやしたけこずゑもさら/\とつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)