“れいすい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
冷水62.5%
麗水25.0%
霊水12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現今げんこんでは精神病者せいしんびょうしゃ治療ちりょう冷水れいすいそそがぬ、蒸暑むしあつきシャツをせぬ、そうして人間的にんげんてき彼等かれら取扱とりあつかう、すなわ新聞しんぶん記載きさいするとおり、彼等かれらために、演劇えんげき舞蹈ぶとうもよおす。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
同行の麗水れいすい秋皐しゅうこう両君と一緒に、見物人を掻き分けて臆面もなしに前へ出ると、神楽は今や最中さなかであった。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
をあげて黒髪くろかみをおさへながらわきした手拭てぬぐひでぐいとき、あとを両手りやうてしぼりながらつた姿すがたたゞこれゆきのやうなのをかゝ霊水れいすいきよめた、恁云かういをんなあせ薄紅うすくれなゐになつてながれやう。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)