“霊水”のいろいろな読み方と例文
旧字:靈水
読み方割合
かたちみず50.0%
れいすい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
欽之助は茶一碗、霊水かたちみずのごとくぐっと干して
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
をあげて黒髪くろかみをおさへながらわきした手拭てぬぐひでぐいとき、あとを両手りやうてしぼりながらつた姿すがたたゞこれゆきのやうなのをかゝ霊水れいすいきよめた、恁云かういをんなあせ薄紅うすくれなゐになつてながれやう。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)