“霊沢金水”の読み方と例文
読み方割合
れいたくこんすい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身を投じた紫玉の助かっていたのは、霊沢金水れいたくこんすいの、巌窟の奥である。うしろは五十万坪ととなうる練兵場。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
身を投じた紫玉の助かつて居たのは、霊沢金水れいたくこんすいの、巌窟がんくつの奥である。うしろは五十万坪ととなふる練兵場れんぺいじょう
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
古色こしょくおびただしい青銅の竜がわだかまつて、井桁いげたふたをしてりまして、金網かなあみを張り、みだりに近づいては成りませぬが、霊沢金水れいたくこんすいと申して、此がために此の市の名が起りましたと申します。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)