“らうぢよ”の漢字の書き方と例文
語句割合
老女100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『おまへ亞尼アンニーとかつたねえ、なんようかね。』とわたくししづかにふた。老女らうぢよむしのやうなこゑで『賓人まれびとよ。』と暫時しばしわたくしかほながめてつたが
老女らうぢよようちなつた*6といひつゝ木のばんの上に長き草をおきて木櫛きくしのやうなるものにてかき解分ときわくるさま也。
格子の中より六十餘の人品じんぴんよき老女らうぢよこゑかけ其許そのもとひさしの下に居るともれ給ふべし此方へいりて雨をしのがれよと念頃ねんごろに申せしかば彦兵衞大いによろこさらば仰せにしたが暫時しばし雨舍あまやどりを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ハテ、めうことをんなだとわたくしまゆひそめたが、よくると、老女らうぢよは、何事なにごとにかいたこゝろなやまして樣子やうすなので、わたくしさからはない
今も我があたりにて老女らうぢよなど今日けふは布を市にもてゆけなどやうにいひて古言こげんものこれり。東鑑あづまかゞみあんずるに、建久三壬子の年勅使ちよくし皈洛きらくの時、鎌倉殿かまくらどのより餞別せんべつの事をいへるくだり越布ゑつふたんとあり。
いてるとイヤハヤ無※ばかはなし! 西洋せいようでもいろ/\と縁起えんぎかたひとはあるが、この老女らうぢよのやうなのはまアめづらしからう。