“勅使”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちよくし60.0%
ちょくし40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一方いつぽう勅使ちよくし宮中きゆうちゆう參上さんじようして、その一部始終いちぶしじゆうまをげて、かの手紙てがみくすりをさしげました。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
今も我があたりにて老女らうぢよなど今日けふは布を市にもてゆけなどやうにいひて古言こげんものこれり。東鑑あづまかゞみあんずるに、建久三壬子の年勅使ちよくし皈洛きらくの時、鎌倉殿かまくらどのより餞別せんべつの事をいへるくだり越布ゑつふたんとあり。
元禄十四年、三月——江戸城では恒例の勅使ちょくしを迎えることになり、このとき六十一歳になった上野介は、最後の御奉公を終えてすぐ家督を左兵衛にゆずり、吉良荘へ隠遁いんとんすることになっていた。
本所松坂町 (新字新仮名) / 尾崎士郎(著)
勅使ちょくし御下向ごげこう饗応役きょうおうやくに』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)