“どえう”の漢字の書き方と例文
語句割合
土曜100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たしか、三日目みつかめ土曜どえうあたつたとおもふ。ばら/\ときやくはひつた。なか十人じふにんばかりの一組ひとくみが、ばん藝者げいしやんで、はこはひつた。申兼まをしかねるが、廊下らうかでのぞいた。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
さうしてつぎ土曜どえう日曜にちえうには坂井さかゐつて、ひと屏風びやうぶたらいだらうとやうことはなつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
さうして京都きやうとつき東京とうきやうつきよりもまるくておほきいやうかんじた。まちひときたときは、土曜どえう日曜にちえう利用りようしてとほ郊外かうぐわいた。宗助そうすけいたところ大竹藪おほたけやぶみどりこもふか姿すがたよろこんだ。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
やうやふゆぎたやうね。貴方あなた今度こんだ土曜どえう佐伯さへき叔母をばさんのところまはつて、小六ころくさんのことめてらつしやいよ。あんまり何時いつまではふつてくとまたやすさんがわすれて仕舞しまふから」と御米およね催促さいそくした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)