“十人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とたり66.7%
じふにん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
花とり/″\野分の朝にもてきたる十人とたりの姿よしと思ひぬ
恋衣 (新字旧仮名) / 山川登美子増田雅子与謝野晶子(著)
ジョホールの宮殿きゆうでんのまへに佇みしわれ等同胞はらから十人とたりあまりは
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
たしか、三日目みつかめ土曜どえうあたつたとおもふ。ばら/\ときやくはひつた。なか十人じふにんばかりの一組ひとくみが、ばん藝者げいしやんで、はこはひつた。申兼まをしかねるが、廊下らうかでのぞいた。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
わが貧しき十人じふにんの家族は麦を食らふ。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)