十人とたり)” の例文
花とり/″\野分の朝にもてきたる十人とたりの姿よしと思ひぬ
恋衣 (新字旧仮名) / 山川登美子増田雅子与謝野晶子(著)
ジョホールの宮殿きゆうでんのまへに佇みしわれ等同胞はらから十人とたりあまりは
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
春の水船に十人とたり桜人さくらびと皷打つなり月昇る時
晶子鑑賞 (新字旧仮名) / 平野万里(著)
おしあてゝ十人とたり
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)