“しやうゑん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
庄園33.3%
莊園33.3%
荘園33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
處(ところ)が或日(あるひ)のこと、やはり學校(がくかう)の歸途(かへり)に庄園(しやうゑん)の壁(かべ)の上(うへ)でラクダルを揄揶(からか)つて居(ゐ)た少年(こども)の中に、何(なん)と思(おも)つたか甚(ひど)く感心(かんしん)して了(しま)ひ自分(じぶん)も是非(ぜひ)怠惰屋(なまけや)にならうと決心(けつしん)した兒(こ)が一人(ひとり)あつた。
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
先(ま)づ斯(か)ういふ風(ふう)な處(ところ)からラクダルの怠惰屋(なまけや)は國内(こくない)一般(いつぱん)の評判(ひやうばん)ものとなり、人々(ひと/″\)は何時(いつしか)この漢(をとこ)を仙人(せんにん)の一人(ひとり)にして了(しま)ひ、女は此(この)庄園(しやうゑん)の傍(そば)を通(とほ)る時など被面衣(かつぎ)の下でコソ/\と噂(うはさ)してゆく
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
其處(そこ)で其(その)翌日(あくるひ)は愈〻(いよ/\)怠惰屋(なまけや)の弟子入(でしいり)と、親父(おやぢ)は息子(むすこ)の衣裝(みなり)を作(こし)らへ頭(あたま)も奇麗(きれい)に刈(かつ)てやつて、ラクダルの莊園(しやうゑん)へと出(で)かけて行(い)つた。
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
抑(そ)も此男(このをとこ)は父(ちゝ)の死(しん)だ後(あと)、市街外(まちはづ)れに在(あ)る小(ちひ)さな莊園(しやうゑん)を承嗣(うけつい)だので、此(この)莊園(しやうゑん)こそ怠惰屋(なまけや)の店(みせ)とも謂(いひ)つべく、其(その)白(しろ)い壁(かべ)は年古(としふり)て崩(くづ)れ落(お)ち、蔦(つた)葛(かづら)思(おも)ふがまゝに這纏(はひまと)ふた門(もん)は年中(ねんぢゆう)開(あけ)つ放(ぱな)しで閉(とぢ)たことなく
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
天皇は、才学優れさせ給うた御英明の資を以て、記録所(きろくじよ)を新設され、貴族の私有地たる荘園(しやうゑん)を調査され、その不当なるものを処分された。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)