“しくわん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
士官18.2%
仕官18.2%
弛緩18.2%
止觀9.1%
祠官9.1%
芝翫9.1%
視官9.1%
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
機關兵きくわんへい機關室きくわんしつまもり、信號兵しんがうへい戰鬪樓せんとうらうち、一とう、二とう、三とう水兵等すいへいら士官しくわん指揮しきしたに、いま引揚ひきあげた端艇たんていをさめつゝ。
〔評〕某士南洲にめんして仕官しくわんもとむ。南洲曰ふ、汝俸給ほうきふ幾許いくばくを求むるやと。某曰ふ、三十圓ばかりと。
が、その緊張した感じと前後して、一種の弛緩しくわんした感じが——云はば、来る可きものが遂に来たと云ふ、安心に似た心もちが、通りすぎた事も亦争はれない。
枯野抄 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
いのちつゞきがたく、つぐべきちからたえては、或は一日乃至五日、既に法華經讀誦どくしようの音も絶へぬべし。止觀しくわんまどの前には草しげりなん。かくの如く候に、いかにして思ひ寄らせ給ひぬならん。
明治五年八月に七十八歳で向島龜戸かめゐど神社の祠官しくわんとなり、眼疾のために殆ど失明して終つたと云ふことである。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
芝翫しくわんは随分常識外れの妙な癖で聞えた男だが、この俳優の数ある癖のなかで一番面白いのは、そら火事だといふと、どんな遠方でも構はない、印半纏しるしばんてんを引つかけて直ぐ飛び出した事で
腦髓なうずゐや、視官しくわん言語げんご自覺じかく天才てんさいなどは、つひにはみな土中どちゆうはひつてしまつて、やが地殼ちかくとも冷却れいきやくし、何百萬年なんびやくまんねんながあひだ地球ちきうと一しよ意味いみもなく、目的もくてきまはくやうになるとなれば
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
土耳古トルコ使しくわん佛蘭士フランス使くわん武官くわん以下西よう人の住宅じうたく非常ひぜうに多い外になかなかとく色のあるじう人を持つてゐる。