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『ヴィヨンの妻』
ふりがな文庫
『
ヴィヨンの妻
(
ヴィヨンのつま
)
』
あわただしく、玄関をあける音が聞えて、私はその音で、眼をさましましたが、それは泥酔の夫の、深夜の帰宅にきまっているのでございますから、そのまま黙って寝ていました。 夫は、隣の部屋に電気をつけ、はあっはあっ、とすさまじく荒い呼吸をしながら、机 …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約42分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
凄
(
さび
)
危
(
あやぶ
)
何時
(
なんじ
)
一寸
(
いっすん
)
分
(
ぶん
)
霞
(
かす
)
蛇
(
じゃ
)
拭
(
ぬぐ
)
金
(
きん
)
経緯
(
いきさつ
)
綺麗
(
きれい
)
纏
(
まと
)
親戚
(
しんせき
)
罐詰
(
かんづめ
)
罹災
(
りさい
)
紺絣
(
こんがすり
)
翌
(
あく
)
肘
(
ひじ
)
腑
(
ふ
)
膝
(
ひざ
)
自惚
(
うぬぼ
)
籠
(
こも
)
苦手
(
にがて
)
筈
(
はず
)
銚子
(
ちょうし
)
鼾
(
いびき
)
鴉
(
からす
)
鯉
(
こい
)
馴
(
な
)
首肯
(
うなず
)
飴
(
あめ
)
顎
(
あご
)
鍋
(
なべ
)
蒲団
(
ふとん
)
迄
(
まで
)
足許
(
あしもと
)
謂
(
い
)
許
(
もと
)
焼酎
(
しょうちゅう
)
覗
(
のぞ
)
襖
(
ふすま
)
呟
(
つぶや
)
大谷
(
おおたに
)
外套
(
がいとう
)
嘘
(
うそ
)
喧嘩
(
けんか
)
啄木
(
たくぼく
)
和睦
(
わぼく
)
呻
(
うめ
)
呶鳴
(
どな
)
幽
(
かす
)
呆
(
あき
)
吊皮
(
つりかわ
)
可笑
(
おか
)
凄
(
すご
)
何処
(
どこ
)
伐
(
き
)
下司
(
げす
)
撫
(
な
)
痩
(
や
)
燗
(
かん
)
烈
(
はげ
)
溜息
(
ためいき
)
淵
(
ふち
)
流石
(
さすが
)
洒落
(
しゃれ
)
椿屋
(
つばきや
)
真蒼
(
まっさお
)
揚物
(
あげもの
)
掻
(
か
)
掴
(
つか
)
所謂
(
いわゆる
)
所詮
(
しょせん
)
愛嬌
(
あいきょう
)
惚
(
ほ
)