トップ
>
骨休
>
ほねやす
ふりがな文庫
“
骨休
(
ほねやす
)” の例文
背負
(
せおひ
)
て
歩行
(
あるく
)
辨慶がのそ/\と出きたりモシ/\文さん今日は
雨降
(
あめふり
)
で御互に
骨休
(
ほねやす
)
み久し
振
(
ぶり
)
なれば一
口
(
くち
)
呑
(
のむ
)
べし夫に今さんまの
生々
(
なま/\
)
としたるを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「さあお
昼
(
ひる
)
だ。
家
(
うち
)
へ
帰
(
かえ
)
ってご
飯
(
はん
)
にしよう。」と、
彼
(
かれ
)
らは、
家
(
いえ
)
へ
急
(
いそ
)
ぎました。そして、
骨休
(
ほねやす
)
みをして、それから、また、
田
(
た
)
や、
圃
(
はたけ
)
へ、
出
(
で
)
かけたのであります。
娘と大きな鐘
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
で、
素人
(
しろうと
)
探偵の
明智小五郎
(
あけちこごろう
)
が、「蜘蛛男」事件を解決して、
骨休
(
ほねやす
)
めの休養をする間が、たった十日ばかりしかなかったというのも、小説家の作り話ではない。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
晩餐
(
ゆふめし
)
の
支度
(
したく
)
に
與吉
(
よきち
)
を
負
(
お
)
うて
先
(
さき
)
へ
歸
(
かへ
)
るのがおつぎにはせめてもの
骨休
(
ほねやす
)
めであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
だれに、
明日
(
あす
)
のことがわかるもんか。しかし、
悪
(
わる
)
くなったって、よくなりっこはないだろうな。なぜって、こうして、
骨休
(
ほねやす
)
みをしている
楽
(
らく
)
にこした、
楽
(
らく
)
はあるまいからな。
春さきの古物店
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
そこに、
各種
(
かくしゅ
)
の
道具類
(
どうぐるい
)
が
置
(
お
)
かれてある
有
(
あ
)
り
様
(
さま
)
は、さながら、みんなは、いままで
働
(
はたら
)
いていたけれど、
不用
(
ふよう
)
になったので、しばらく
骨休
(
ほねやす
)
みをしているというようなようすでありました。
春さきの古物店
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
しかしどの
船
(
ふね
)
もなんとなく
活気
(
かっき
)
づいていました。
天気
(
てんき
)
になるのを
待
(
ま
)
って、また
長
(
なが
)
い
波路
(
なみじ
)
を
切
(
き
)
って
出
(
で
)
かけようとするので、その
前
(
まえ
)
にこれを
機会
(
きかい
)
に
骨休
(
ほねやす
)
みをしているように
見
(
み
)
られました。
カラカラ鳴る海
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
甲
(
こう
)
は、これがために
思
(
おも
)
いもよらない
大金
(
たいきん
)
が
手
(
て
)
に
入
(
い
)
ることになりまして、その
翌日
(
あくるひ
)
から
甲
(
こう
)
は、しばらく
海
(
うみ
)
の
上
(
うえ
)
に
出
(
で
)
ることを
休
(
やす
)
みました。こんなときに、
骨休
(
ほねやす
)
みをしなければならないといったのです。
一本の釣りざお
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
骨
常用漢字
小6
部首:⾻
10画
休
常用漢字
小1
部首:⼈
6画
“骨”で始まる語句
骨
骨董
骨牌
骨折
骨董屋
骨髄
骨董品
骨肉
骨頂
骨柄