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院
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ゐん
彼はまづ
眞直に
歩るき
出した。
左右にも
行手にも、
堂の
樣なものや、
院の
樣なものがちよい/\
見えた。けれども
人の
出入は
一切なかつた。
悉く
寂寞として
錆び
果てゝゐた。
入道相國が
非道の
擧動に
御恨みを含みて時の
亂を願はせ給ふ
法住寺殿の
院と、三代の無念を呑みて
只すら時運の熟すを待てる源氏の殘黨のみ、
内府が
遠逝を喜べりとぞ聞えし。
日を
久しく
煩つたり、
雨が
降續いたり、
窮境目も
當てられない
憂目に
逢ふなんどの
場合には、
教師の
情で
手當の
出ることさへある、
院といふが
私立の
幼稚園をかねた
小學校へ
通學するので。
では あの地球からのお
客さんたちは
野外病
院の方へ
移しませう
音もなき
盲唖の
院の
氛囲気に月はしたたる。
亡者乙 一
遍死殿
復生
院天下
狼狽居士。
薄ら闇、
盲唖の
院の
角硝子暗くかがやく。
“院”の意味
《名詞1》
(イン)太上天皇の御所。
(イン)院(1)のあるじ。太上天皇。
(イン)天皇の父や女院など、院(2)に準じた待遇を受ける人。また、その御所。
《名詞2》
(イン)大学院。
(出典:Wiktionary)