“野外”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やぐわい60.0%
のはず20.0%
やがい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
與吉よきちはじ野外やぐわい惡戲あくぎもちゐた手段しゆだんもつたゝいてさうとしまたさうとした。乾燥かんさうした落葉おちば迅速じんそく誘導いうだうしてかれ横頬よこほゝねぶつて、かれおもはずこゑはなつたのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
藪のあるやうな野外のはずれの小路のしかも闇の中に小提灯をさげて居る自分、小提灯の中に小石を入れて居る佳人、余は病床に苦悶して居る今日に至るまで忘れる事の出来ないのはこの時の趣である。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
そして、ゆうべのことなんか、まるで忘れてしまいました。もちろんいまは、ラプランドへのたびと、のびのびした野外やがいの生活をやめようとは思いませんでした。