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長居
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ながゐ
ふりがな文庫
“
長居
(
ながゐ
)” の例文
私は先づ云つた、「お掛けなさい、リヴァズさん。」ところが、彼は、例の通り、
長居
(
ながゐ
)
は出來ないと
斷
(
ことわ
)
つた。「さうですか。」と、心の中で私は答へた——
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
請
(
こ
)
へば
平常
(
つね
)
の
氣
(
き
)
だてに
有
(
あ
)
るべき
願
(
ねが
)
ひとて
疑
(
うたが
)
ひもなく
運平
(
うんぺい
)
點頭
(
うなづ
)
きて
然
(
さ
)
らば
疾
(
と
)
く
行
(
ゆ
)
きて
疾
(
と
)
くかへれ
病人
(
びやうにん
)
の
處
(
ところ
)
に
長居
(
ながゐ
)
はせぬもの
供
(
とも
)
には
鍋
(
なべ
)
なりと
連
(
つ
)
れて
行
(
ゆ
)
きなされと
氣
(
き
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
と
筆先
(
ふでさき
)
十露盤玉
(
そろばんだま
)
にて
掠
(
かす
)
め始めしが主人は
巨萬
(
きよまん
)
の身代なれば少しの金には
氣
(
き
)
も付ず
僅
(
わづか
)
に二年の内に
金子
(
きんす
)
六十兩餘を
掠
(
かす
)
め
取
(
と
)
り今は熊本に
長居
(
ながゐ
)
は
益
(
やく
)
なし近々に此土地を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「
起
(
た
)
たないか、こんな
処
(
ところ
)
に
長居
(
ながゐ
)
は
無益
(
むえき
)
だ。
何
(
ど
)
うした。」
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
渡
(
わた
)
し
殘
(
のこり
)
六十兩は
己
(
おのれ
)
が
物
(
もの
)
とし是迄に
掠取
(
かすめとり
)
し金と合せ見るに今は七百兩餘に成ければ
最早
(
もはや
)
長居
(
ながゐ
)
は成難しと或日
役所
(
やくしよ
)
にて
態
(
わざ
)
と
聊
(
いさゝ
)
かの
不調法
(
ぶてうはふ
)
を仕出し主人へ申譯
立難
(
たちがた
)
しとて
書置
(
かきおき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
長居
(
ながゐ
)
をして
御世話
(
おせわ
)
さまに
成
(
な
)
つたは、申
譯
(
わけ
)
がありませぬ、いやで
成
(
な
)
らぬ
田舍
(
いなか
)
へは
歸
(
かへ
)
らねばならず、
情
(
なさけ
)
のあろうと
思
(
おも
)
ふ
貴孃
(
あなた
)
がそのやうに
見
(
み
)
すてゝ
下
(
くだ
)
されば、いよ/\
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
は
面白
(
おもしろ
)
くないの
頂上
(
ちやうじよう
)
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“長居”の解説
長居(ながい)は、大阪府大阪市住吉区東部および同市東住吉区西部の地名である。
本項では同地域にかつて所在した住吉郡・東成郡長居村(ながいむら)についても述べる。
(出典:Wikipedia)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
“長”で始まる語句
長
長閑
長襦袢
長押
長火鉢
長椅子
長刀
長柄
長靴
長生