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選
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せん
ふりがな文庫
“
選
(
せん
)” の例文
しかし彼は他の玄洋社の諸豪傑連と
聊
(
いささ
)
か
選
(
せん
)
を異にしていた。その頃の玄洋社の
梁山泊
(
りょうざんぱく
)
連は皆、頭山満を首領とし偶像として崇拝していた。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
それでも塩水
選
(
せん
)
をかけたので
恰度
(
ちょうど
)
六
斗
(
と
)
あったから本田の一町一
反
(
たん
)
分には
充分
(
じゅうぶん
)
だろう。とにかく
僕
(
ぼく
)
は今日半日で
大丈夫
(
だいじょうぶ
)
五十円の
仕事
(
しごと
)
はした
訳
(
わけ
)
だ。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
内
(
なか
)
には
主人
(
あるじ
)
の
宗匠
(
そうしょう
)
が
万年青
(
おもと
)
の鉢を並べた
縁先
(
えんさき
)
へ小机を据え
頻
(
しきり
)
に
天地人
(
てんちじん
)
の順序をつける
俳諧
(
はいかい
)
の
選
(
せん
)
に急がしい処であった。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
同僚の
有象無象
(
うぞうむぞう
)
とは
聊
(
いささ
)
か
選
(
せん
)
を
異
(
こと
)
にするというところを印象づける積りだった。続いて人生問題から生活問題へ移った。話の切っかけが丁度好かったから
ロマンスと縁談
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
天台宗
(
てんだいしゆう
)
の
寺院
(
じいん
)
は、
高地
(
こうち
)
に
多
(
おほ
)
く
設
(
まう
)
けてあるが、
火山
(
かざん
)
もまた
彼等
(
かれら
)
の
選
(
せん
)
に
漏
(
も
)
れなかつた。
隨
(
したが
)
つて
珍
(
めづら
)
しい
火山現象
(
かざんげんしよう
)
の、これ
等
(
ら
)
の
僧侶
(
そうりよ
)
によつて
觀察
(
かんさつ
)
せられた
例
(
れい
)
も
少
(
すくな
)
くない。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
▼ もっと見る
その間に立って孔子の伝記だけは
選
(
せん
)
を異にしているであろうか。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
内
(
なか
)
には
主人
(
あるじ
)
の
宗匠
(
そうしやう
)
が
万年青
(
おもと
)
の
鉢
(
はち
)
を
並
(
なら
)
べた
縁先
(
えんさき
)
へ
小机
(
こづくゑ
)
を
据
(
す
)
ゑ
頻
(
しきり
)
に
天地人
(
てんちじん
)
の順序をつける
俳諧
(
はいかい
)
の
選
(
せん
)
に
急
(
いそ
)
がしい
処
(
ところ
)
であつた。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
選
常用漢字
小4
部首:⾡
15画
“選”を含む語句
選手
選抜
選択
選好
選取
選分
選択集
粒選
唐詩選
人選
選出
少選
選民
選良
当選
選嫌
一粒選
選択本願念仏集
文選
選挙
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