“天台宗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てんだいしう50.0%
てんだいしゆう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本山とす出羽國ではのくに羽黒山派はぐろさんは天台宗てんだいしうにて東叡山とうえいざん品親王ぽんしんわうを以て本山と仰ぎ奉る故に山伏とは諸山しよざん修行しゆぎやう修學しゆがくの名にて難行苦行なんぎやうくぎやうをして野に伏し山に宿しゆく戒行かいぎやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
なし或はし山にし修行をする故に山伏やまぶしとは申なりさてまた山伏の宗派しうはといツパ則ち三わかれたり三派と云は天台宗てんだいしうにて聖護院宮しやうごゐんみやを以て本寺となしたう眞言宗しんごんしうにて醍醐だいご寶院はうゐんの宮を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
天台宗てんだいしゆう寺院じいんは、高地こうちおほまうけてあるが、火山かざんもまた彼等かれらせんれなかつた。したがつてめづらしい火山現象かざんげんしようの、これ僧侶そうりよによつて觀察かんさつせられたれいすくなくない。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)