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げいしや
ふりがな文庫
“
藝妓
(
げいしや
)” の例文
新字:
芸妓
お
米
(
よね
)
さんにまけない
美人
(
びじん
)
をと
言
(
い
)
つて、
若主人
(
わかしゆじん
)
は、
祇園
(
ぎをん
)
の
藝妓
(
げいしや
)
をひかして
女房
(
にようばう
)
にして
居
(
ゐ
)
たさうでありますが、それも
亡
(
な
)
くなりました。
雪霊記事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「それが何うしても解らねえ、——柳橋中を聞いて廻つたが誰も知らねえ。母親は
藝妓
(
げいしや
)
だつたが、父親は、大家の若旦那だつたとも、武家だつたとも——」
銭形平次捕物控:054 麝香の匂ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
半出來
(
はんでき
)
の
藝妓
(
げいしや
)
——
淺草
(
あさくさ
)
のなにがしと
札
(
ふだ
)
を
建
(
た
)
てた——
活人形
(
いきにんぎやう
)
をのぞくところを、
唐突
(
だしぬけ
)
に、くわら/\、くわら、と
蛙
(
かへる
)
に
高笑
(
たかわら
)
ひをされたのである。よしよしそれも
面白
(
おもしろ
)
い。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
曰
(
いは
)
く、(
金子
(
かね
)
も
男
(
をとこ
)
も
何
(
なん
)
にも
入
(
い
)
らぬ
微醉機嫌
(
ほろよひきげん
)
の
人力車
(
じんりきしや
)
)——
少々
(
せう/\
)
間違
(
まちが
)
つて
居
(
ゐ
)
るかも
知
(
し
)
れないが、
間違
(
まちが
)
つて
居
(
ゐ
)
れば、
其
(
そ
)
の
藝妓
(
げいしや
)
の
心掛
(
こゝろがけ
)
で、
私
(
わたし
)
の
知
(
し
)
つた
事
(
こと
)
ではない。
何
(
なに
)
しろ
然
(
さ
)
うした
意氣
(
いき
)
が
唄
(
うた
)
つてあつた。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
……そのうち
場所
(
ばしよ
)
の
事
(
こと
)
だから、
別
(
べつ
)
に
知
(
し
)
り
合
(
あひ
)
でもないが、
柳橋
(
やなぎばし
)
のらしい
藝妓
(
げいしや
)
が、
青山
(
あをやま
)
の
知邊
(
しるべ
)
へ
遁
(
に
)
げるのだけれど、
途中
(
とちう
)
不案内
(
ふあんない
)
だし、
一人
(
ひとり
)
ぢや
可恐
(
こは
)
いから、
兄
(
にい
)
さん
送
(
おく
)
つて
下
(
くだ
)
さいな、といつたので、おい
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
此
(
こ
)
の
男
(
をとこ
)
だから、
今
(
いま
)
では
逸事
(
いつじ
)
と
稱
(
しよう
)
しても
可
(
よ
)
いから
一寸
(
ちよつと
)
素破
(
すつぱ
)
ぬくが、
柳橋
(
やなぎばし
)
か、
何處
(
どこ
)
かの、お
玉
(
たま
)
とか
云
(
い
)
ふ
藝妓
(
げいしや
)
に
岡惚
(
をかぼれ
)
をして、
金
(
かね
)
がないから、
岡惚
(
をかぼれ
)
だけで、
夢中
(
むちう
)
に
成
(
な
)
つて、
番傘
(
ばんがさ
)
をまはしながら、
雨
(
あめ
)
に
濡
(
ぬ
)
れて
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
もと
藝妓
(
げいしや
)
のきいちやんが、もう
一人
(
ひとり
)
の
手傳
(
てつだ
)
ひに
向
(
むか
)
つて
廓そだち
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
藝
部首:⾋
18画
妓
漢検準1級
部首:⼥
7画
“藝妓”で始まる語句
藝妓屋
藝妓上
藝妓奴
藝妓衆
藝妓連
藝妓島田