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盤面
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ばんめん
ふりがな文庫
“
盤面
(
ばんめん
)” の例文
一「セカンド」は
大抵
(
たいてい
)
脉
(
みやく
)
の
一動
(
いちどう
)
に
同
(
おな
)
じ。
扨
(
さて
)
時計
(
とけい
)
の
盤面
(
ばんめん
)
を十二に
分
(
わか
)
ち、
短針
(
たんしん
)
は
一晝夜
(
いつちうや
)
に二
度
(
ど
)
づゝ
廻
(
まは
)
り、
長針
(
ちやうしん
)
は二十四
度
(
ど
)
づゝ
廻
(
まは
)
る
仕掛
(
しかけ
)
にせり。
改暦弁
(旧字旧仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「この頃は笙も一段と上達致したであろうな。」と、念を押すように
仰有
(
おっしゃ
)
ると、若殿様は静に
盤面
(
ばんめん
)
を御眺めになったまま
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
さわやかな秋の
時計
(
とけい
)
の
盤面
(
ばんめん
)
には、青く
灼
(
や
)
かれたはがねの二本の
針
(
はり
)
が、くっきり十一時を
指
(
さ
)
しました。みんなは、一ぺんにおりて、車室の中はがらんとなってしまいました。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
寢床
(
ねとこ
)
にはひつても
盤面
(
ばんめん
)
が
腦裡
(
のうり
)
に
浮
(
うか
)
んで來て口
惜
(
や
)
しさに
眠
(
ねむ
)
れぬ
思
(
おも
)
ひのする事しばしばだが
下手の横好き:―将棋いろいろ―
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
八五郎も勝つた
盤面
(
ばんめん
)
を見乍ら、殘惜しさうに立ち上がります。
銭形平次捕物控:188 お長屋碁会
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
と
老爺
(
ぢい
)
は
盤面
(
ばんめん
)
を
差覗
(
さしのぞ
)
いて、
坊主
(
ばうず
)
を
流盻
(
しりめ
)
に
勇
(
いさ
)
んだ
顔色
(
かほつき
)
。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
即
(
すなは
)
ち
其
(
その
)
二十
分時
(
ぶんじ
)
とは
長針
(
ちやうしん
)
の十二
時
(
じ
)
の
所
(
ところ
)
に
至
(
いた
)
る
迄
(
まで
)
二十
分時
(
ぶんじ
)
あると
云
(
い
)
ふことにて、
何
(
いづ
)
れも
長針
(
ちやうしん
)
は十二
時
(
じ
)
を
本
(
もと
)
にし
盤面
(
ばんめん
)
にある六十の
點
(
てん
)
を
計
(
かぞ
)
へて
何時
(
なんじ
)
何分時
(
なんぶんじ
)
と
云
(
い
)
ふことを
知
(
し
)
るべし。
改暦弁
(旧字旧仮名)
/
福沢諭吉
(著)
これより
段々
(
だん/″\
)
に
右
(
みぎ
)
の
方
(
はう
)
へ
廻
(
まは
)
り
短針
(
たんしん
)
の一
時
(
じ
)
を
指
(
さ
)
すときは、
長針
(
ちやうしん
)
は
盤面
(
ばんめん
)
を一
周
(
まはり
)
して六十
分時
(
ぶんじ
)
を
過
(
す
)
ぎ、
又
(
また
)
十二
時
(
じ
)
の
處
(
ところ
)
に
戻
(
もど
)
り、これより
亦
(
また
)
次第
(
しだい
)
に
進
(
すゝ
)
み
短針
(
たんしん
)
の一
時
(
じ
)
と二
時
(
じ
)
との
間
(
あいだ
)
に
來
(
きた
)
るときは
改暦弁
(旧字旧仮名)
/
福沢諭吉
(著)
盤
常用漢字
中学
部首:⽫
15画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“盤”で始まる語句
盤
盤石
盤台
盤台面
盤踞
盤臺
盤渉調
盤上
盤渉
盤居