“ばんめん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
盤面85.7%
磐面14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さわやかな秋の時計とけい盤面ばんめんには、青くかれたはがねの二本のはりが、くっきり十一時をしました。みんなは、一ぺんにおりて、車室の中はがらんとなってしまいました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
寢床ねとこにはひつても盤面ばんめん腦裡のうりうかんで來て口しさにねむれぬおもひのする事しばしばだが
磐面ばんめんにははなんだ、大輪だいりんすみれ鼓草たんぽゝとが、陽炎かげらふかゞやなかに、鼓草たんぽゝく、すみれうすく、うつくしくいろわかつて、十二輪じふにりん十二輪じふにりん二十四輪にじふしりんこまなるよ……むかはせに区劃くぎりへだてゝ、二輪にりん一輪いちりん一輪いちりん
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)