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晴
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はら
ふりがな文庫
“
晴
(
はら
)” の例文
晴
(
はら
)
さんと立上りしが
否
(
いや
)
々
荒立
(
あらだて
)
ては事の破れ何にもせよお浪を引さらひ女房にすれば男は立つ
只
(
たゞ
)
惡
(
につく
)
きは富右衞門なりよき
機
(
をり
)
もあらば
此遺恨
(
このうらみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
源「覚えがないと
計
(
ばか
)
り云っても、それじゃア胴巻の出た趣意が立たねえ、己まで御疑念がかゝり困るから、早く白状して殿様の御疑念を
晴
(
はら
)
してくれろ」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
如何
(
いか
)
に
聞
(
きゝ
)
て
如何
(
いか
)
ばかり
案
(
あん
)
じやしけん、
氣
(
き
)
の
毒
(
どく
)
のことしてけるよ、いで
今日
(
けふ
)
の
日
(
ひ
)
も
暮
(
くれ
)
なんとするを、
例
(
れい
)
の
足
(
あし
)
おとする
頃
(
ころ
)
なり、
日頃
(
ひごろ
)
くもりし
胸
(
むね
)
の
鏡
(
かゞみ
)
すゞしき
物語
(
ものがたり
)
に
晴
(
はら
)
さばやとばかり
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
悪
(
にく
)
い悪い日頃から悪んでいる悪魔にでも、この時この一撃で息の音を止めて、恨みを
晴
(
はら
)
してやるというような
面構
(
つらがまえ
)
できっと青褪めた白百合のような眠っている少女の顔を睨み落した。
点
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
これは
伊達
(
だて
)
に飾ってあるのではない、僕は朝夕これを執って、わが家の同人の誰でもを相手に剣術の練習をする、
堪
(
たま
)
らなく気が滅入って始末のつかぬ時には、これで戦争ごっこをして気分を
晴
(
はら
)
す
吊籠と月光と
(新字新仮名)
/
牧野信一
(著)
▼ もっと見る
晴
(
はら
)
されよと云つゝ
豫
(
かね
)
て
省愼
(
たしな
)
み
置
(
おき
)
たる
具足櫃
(
ぐそくびつ
)
并
(
なら
)
びに
差替
(
さしかへ
)
の大小までも取出し此通り
國難
(
まさか
)
の時の用意も致し居る拙者なり他人の物を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
機を
外
(
はず
)
さず討たれんものと、
態
(
わざ
)
と源次郎の
容
(
かたち
)
をして見違えさせ、槍で突かして孝心の無念をこゝに
晴
(
はら
)
させんと、かくは計らいたる事なり、今汝が錆槍にて脾腹を突かれし苦痛より
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
さし無念は
晴
(
はら
)
したれど今は此地に住居は
成
(
なら
)
じと
直樣
(
すぐさま
)
此處を
立去
(
たちさ
)
り是よりは名を
嘉傳次
(
かでんじ
)
と
改
(
あらた
)
め大坂へ出夫より九州へ赴き所々を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
とこづかれて、孝助は泣きながら、
只
(
たゞ
)
残念でございますと云っていると、お國は
先夜
(
せんや
)
の意趣を
晴
(
はら
)
すは此の時なり、今日こそ孝助が殿様にお手打になるか
追出
(
おいだ
)
されるかと思えば、心地よく、わざと
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
隅「本当でございますから疑りを
晴
(
はら
)
して
一献
(
ひとつ
)
戴きましょう」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
晴
(
はら
)
して下せえまし
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“晴(晴れ)”の解説
晴れ(はれ)は、大気がある天体において、雲が少ないか全く無い天気を指し、日本語での最狭義では地球でのそれのみを指す。
(出典:Wikipedia)
晴
常用漢字
小2
部首:⽇
12画
“晴”を含む語句
天晴
晴々
秋晴
日本晴
晴朗
晴衣
素晴
見晴
晴天
五月晴
気晴
朝晴
憂晴
面晴
晴着
星晴
梅雨晴
念晴
晴夜
安倍晴明
...