“荒立”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あらだ50.0%
あらだつ33.3%
あらだて16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ダリアはこの事を勿論もちろん感づいた。しかしだネ、彼女は悪魔だけに賢明だった。事を荒立あらだてる代りに、一層いっそう深山の弱点を抑えて、徹底的にこれを牛耳ぎゅうじってしまう考えだった。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
民の心を常に荒立あらだつる虐政パレルモを動かして、死せよ死せよと叫ばしむるにいたらざりせば 七三—七五
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
はらさんと立上りしがいや荒立あらだてては事の破れ何にもせよお浪を引さらひ女房にすれば男は立つたゞにつくきは富右衞門なりよきをりもあらば此遺恨このうらみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)