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怯
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けふ
ふりがな文庫
“
怯
(
けふ
)” の例文
彼
(
か
)
の
(四三)
三
晉
(
しん
)
の
兵
(
へい
)
は、
素
(
もと
)
(四四)
悍勇
(
かんゆう
)
にして
齊
(
せい
)
を
輕
(
かろ
)
んじ、
齊
(
せい
)
を
號
(
がう
)
して
怯
(
けふ
)
と
爲
(
な
)
す。
善
(
よ
)
く
戰
(
たたか
)
ふ
者
(
もの
)
は
(四五)
其勢
(
そのいきほひ
)
に
因
(
よ
)
つて
之
(
これ
)
を
利導
(
りだう
)
す。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
乃
(
すなは
)
ち人をして才人巨源を
何処
(
いづこ
)
かの
逆旅
(
げきりよ
)
に刺殺せしめたりと言ふ。
按
(
あん
)
ずるに自殺に
怯
(
けふ
)
なるものは、他殺にも怯なりと言ふべからず。巨源のこの理を
辨
(
わきま
)
へず、
妄
(
みだ
)
りに今人を罵つて
畢
(
つひ
)
に刀下の
怨鬼
(
えんき
)
となる。
八宝飯
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
人を
怯
(
けふ
)
にしまた人を不純にする知識ではないか。
間居
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
龐涓
(
はうけん
)
行
(
ゆ
)
くこと
三日
(
みつか
)
、
大
(
おほひ
)
に
喜
(
よろこ
)
んで
曰
(
いは
)
く、『
我
(
われ
)
固
(
もと
)
より
齊
(
せい
)
の
軍
(
ぐん
)
の
怯
(
けふ
)
なるを
知
(
し
)
る。
吾
(
わ
)
が
地
(
ち
)
に
入
(
い
)
りて
三日
(
みつか
)
、
士卒
(
しそつ
)
亡
(
に
)
ぐる
者
(
もの
)
、
半
(
なか
)
ばに
過
(
す
)
ぎたり』
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
吾
(
われ
)
嘗
(
かつ
)
て
三
(
み
)
たび
仕
(
つか
)
へて
三
(
み
)
たび
君
(
きみ
)
に
逐
(
お
)
はる。
鮑叔
(
はうしゆく
)
、
我
(
われ
)
を
以
(
もつ
)
て
(九)
不肖
(
ふせう
)
と
爲
(
な
)
さず、
我
(
わ
)
が
時
(
とき
)
に
遭
(
あ
)
はざるを
知
(
し
)
れば
也
(
なり
)
。
吾
(
われ
)
嘗
(
かつ
)
て
三
(
み
)
たび
戰
(
たたか
)
うて
三
(
み
)
たび
走
(
はし
)
る。
鮑叔
(
はうしゆく
)
、
我
(
われ
)
を
以
(
もつ
)
て
怯
(
けふ
)
と
爲
(
な
)
さず、
我
(
われ
)
に
老母
(
らうぼ
)
有
(
あ
)
るを
知
(
し
)
れば
也
(
なり
)
。
国訳史記列伝:02 管晏列伝第二
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
怯
漢検準1級
部首:⼼
8画
“怯”を含む語句
卑怯
卑怯者
怯気
怯々
怯懦
気怯
物怯
勇怯
怯者
聞怯
御卑怯
怯勇
怯々然
心怯
氣怯
卑怯至極
悪怯
怯弱
怯気々々
怯惰
...