トップ
>
怯惰
ふりがな文庫
“怯惰”の読み方と例文
読み方
割合
きょうだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうだ
(逆引き)
性来の
庸愚
(
ようぐ
)
、
怯惰
(
きょうだ
)
、——
剣戟
(
けんげき
)
の音を聞いただけで唇が乾いて胸がドキドキするような男だから、血刀をひっさげて戦場を駈け廻るなぞということはもってのほかである。
本所松坂町
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
むしろ病めば病むほど、
傍人
(
ぼうじん
)
の案じるのをも押して、軍務に精励してやまない彼であった。近頃聞くに、敵の軍中には、また気負うこと
旺
(
さかん
)
なる将士が、大いに
司馬懿
(
しばい
)
の
怯惰
(
きょうだ
)
を罵って
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
誤れる死は、
怯惰
(
きょうだ
)
な死である——と
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
怯惰(きょうだ)の例文をもっと
(3作品)
見る
怯
漢検準1級
部首:⼼
8画
惰
常用漢字
中学
部首:⼼
12画
“怯”で始まる語句
怯
怯懦
怯気
怯々
怯者
怯弱
怯勇
怯気々々
怯夫
怯奴
“怯惰”のふりがなが多い著者
小栗虫太郎
尾崎士郎
吉川英治