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傍人
ふりがな文庫
“傍人”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぼうじん
61.1%
ばうじん
16.7%
かたへびと
5.6%
かたわらのひと
5.6%
ひと
5.6%
ぼうにん
5.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼうじん
(逆引き)
途中で犬に
吠
(
ほ
)
えられる。ワーと泣いて帰る。御母さんがいっしょになってワーと泣かぬ以上は、
傍人
(
ぼうじん
)
が泣かんでも出来損いの御母さんとは云われぬ。
写生文
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
傍人(ぼうじん)の例文をもっと
(11作品)
見る
ばうじん
(逆引き)
二君等は勿論当て字である。
尤
(
もつと
)
もかう云ふ発見は、僕自身に興味がある程、
傍人
(
ばうじん
)
には面白くも
何
(
なん
)
ともあるまい。
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
傍人(ばうじん)の例文をもっと
(3作品)
見る
かたへびと
(逆引き)
われはヱネチアの既に甚だ近きを覺えしに、今
傍人
(
かたへびと
)
に問へば猶一里ありと答ふ。而して此一里の間は、皆
瀦留
(
ちよりう
)
せる
沼澤
(
せうたく
)
の水のみ。處々には泥土の
島嶼
(
たうしよ
)
の
状
(
さま
)
をなして頭を
露
(
あらは
)
せるあり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
傍人(かたへびと)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
かたわらのひと
(逆引き)
傍人
(
かたわらのひと
)
、耳を覆いて
遁
(
のが
)
れ去りしとぞ
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
傍人(かたわらのひと)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひと
(逆引き)
あの隻眼隻手のどこがいいのかと
傍人
(
ひと
)
もわらえば自らもふしぎに耐えないくらい思いをよせているのに、針の先ほども通じないばかりか、先夜来すこしのことを根に持ってあの責め
折檻
(
せっかん
)
が続いたのも
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
傍人(ひと)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぼうにん
(逆引き)
それを
傍人
(
ぼうにん
)
が皇帝に奏したので、帝は驚き諸臣も皆怪しんだが、罪過すでに軽からざるゆえに、死罪に定まった。その時帝が言うには、この男は才人である。賢者である。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
傍人(ぼうにん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“傍人”の意味
《名詞》
傍人(ぼうじん)
近くにいる人。
(出典:Wiktionary)
傍
常用漢字
中学
部首:⼈
12画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“傍”で始まる語句
傍
傍目
傍若無人
傍見
傍輩
傍観
傍題
傍杖
傍道
傍眼
検索の候補
傍若無人
傍用人
傍聽人
“傍人”のふりがなが多い著者
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
小栗虫太郎
吉川英治
林不忘
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
和辻哲郎
夏目漱石
正岡子規
石川啄木
江戸川乱歩