“從(した)” の例文
新字:従
御主意(ごしゆい)御尤(ごもつとも)に候(さふらふ)。日(ひ)の出(で)の唱歌(しやうか)は思(おも)ひ止(と)まり候(さふらふ)。淺(あさ)ましい哉(かな)。教室(けうしつ)に慣(な)れ候(さふらふ)に從(した)がつて心(こゝろ)よりも形(かたち)を教(をし)へたく相成(あひな)る傾(かたむ)き有之(これあり)、以後(いご)も御注意(ごちゆうい)願上候(ねがひあげさふらふ)。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
けれども、もと/\筋(すぢ)の立(た)たない、從(した)がつて發展(はつてん)のしやうのない問題(もんだい)だから、いくら考(かんが)へても何處(どこ)からも手(て)を出(だ)す事(こと)は出來(でき)なかつた。さうして、すぐ考(かんが)へるのが厭(いや)になつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
郎(らう)は雉子(きじ)猿(さる)犬(いぬ)の三郎党(さんらうだう)を從(した)が
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
それは錦(にしき)の袋(ふくろ)に這入(はい)つた一尺(しやく)ばかりの刀(かたな)であつた。鞘(さや)は何(なに)とも知(し)れぬ緑色(みどりいろ)の雲母(きらゝ)の樣(やう)なもので出來(でき)てゐて、其(その)所々(ところ/″\)が三ヶ所(しよ)程(ほど)銀(ぎん)で卷(ま)いてあつた。中身(なかみ)は六寸(すん)位(ぐらゐ)しかなかつた。從(した)がつて刄(は)も薄(うす)かつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)