“庄屋:しょうや” の例文
“庄屋:しょうや”を含む作品の著者(上位)作品数
島崎藤村4
泉鏡花3
吉川英治2
寺田寅彦1
徳田秋声1
“庄屋:しょうや”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.3%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
寿平次を見るたびに半蔵の感ずることは、よくその若さで本陣庄屋しょうや問屋といや三役の事務を処理して行くことであった。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
そういう吉左衛門も、代を跡目あとめ相続の半蔵に譲り、庄屋しょうや本陣問屋といやの三役を退いてから、半年の余になる。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
一日の勤めを終わって庄屋しょうやらしいはかまを脱いだ半蔵は、父吉左衛門きちざえもんのことを妻のお民にたずねた。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
箱根はこね風越かざこしの伊豆相模さがみ国境くにざかいまで来ると、早くも領分諸村の庄屋しょうや、村役などが、大勢出迎えて
丹那山の怪 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
「金兵衛さん、君には察してもらえるでしょうが、庄屋しょうやのつとめもつらいものだと思って来ましたよ。」
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
ふもと連下つれくだつた木樵が、やがて庄屋しょうやに通じ、陣屋に知らせ、こおりの医師を呼ぶ騒ぎ。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
庄屋しょうや狛家こまけへはこびこみ、野武士のぶし残党ざんとうどもに、酒蔵さかぐらをやぶらせて
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
村入りの雁股かりまたと申すところに(代官ばば)という、庄屋しょうやのおばあさんと言えば、まだしおらしく聞こえますが、代官婆。
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
彼にはすでに旧庄屋しょうやとしても、また、旧本陣問屋としても、あの郷里の街道に働いた人たちと共に長い武家の奉公を忍耐して来た過去の背景があった。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
青山の家に伝わる馬籠まごめ本陣、問屋といや庄屋しょうやの三役がしきりに廃止になった後、父吉左衛門の百か日を迎えたころに見たのがその夢の記憶だ。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
庄屋しょうや名主なぬし年寄としより組頭くみがしら、すべて廃止となった。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
詳しいことは忘れたが、何でも庄屋しょうやになる人と猟師(加八かはちという名になっている)になる人の外に、狸や猪や熊や色々の動物になる人を籤引くじききできめる。
追憶の冬夜 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
もし帯刀とその小姓をのぞけば、この近傍の庄屋しょうやとも変りはない。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「あれはの、二股坂ふたまたざか庄屋しょうや殿じゃ。」といった。
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
神戸村の庄屋しょうや生島四郎大夫いくしましろだゆうと名のる人だ。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
三つの時孤児みなしごになり、庄屋しょうやであった本家に引き取られた銀子の母親も、いつか十五の春を迎え、子供の手に余る野良のら仕事もさせられれば、織機台はただいにも乗せられ
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
かみの庄屋しょうやが泊ろうか
博多人形 (新字新仮名) / 竹久夢二(著)
左内村の人たちは、ぜひその仕事にやとってもらいたくて、代々庄屋しょうやの家柄の左平さへいをはじめ若者たちもその工事場へいってたのんだのであったが、ヤリウスは首を左右にふって、左内村の人間をただ一人もやといいれなかった。
時計屋敷の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「ミイさんとこは金もちじゃし、富士子さんとこはおまえ、なんというたって庄屋しょうやじゃもん。あんな旦那衆だんなしゅうのまねはできん。じゃがな、もしもコトやんが行くんなら、小ツもやってやる。一ぺんコトやんと相談してこい」
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
「はあい。あの尺八を吹く梵論字の事でござんす。その梵論字が志保田の庄屋しょうや逗留とうりゅうしているうちに、その美くしい嬢様が、その梵論字を見染みそめて——因果いんがと申しますか、どうしてもいっしょになりたいと云うて、泣きました」
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)