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片肌
ふりがな文庫
“片肌”の読み方と例文
読み方
割合
かたはだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたはだ
(逆引き)
取て夫婦二人を
無理
(
むり
)
に一つ駕籠に
乘
(
のせ
)
是でよしとて半四郎は
向
(
むか
)
う
鉢卷
(
はちまき
)
片肌
(
かたはだ
)
脱
(
ぬ
)
ぎ何の苦もなく
引擔
(
ひつかつ
)
ぎすた/\道を
駈
(
かけ
)
ながら酒屋を
指
(
さし
)
て急ぎけり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
人心地
(
ひとごこち
)
もなく苦しんだ目が、
幽
(
かすか
)
に
開
(
あ
)
いた時、初めて見た姿は、
艶
(
つやや
)
かな
黒髪
(
くろかみ
)
を、男のような
髷
(
まげ
)
に結んで、
緋縮緬
(
ひぢりめん
)
の
襦袢
(
じゅばん
)
を
片肌
(
かたはだ
)
脱いでいました。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
庄屋
(
しょうや
)
らしい
袴
(
はかま
)
をつけ、
片肌
(
かたはだ
)
ぬぎになって、右の手に
鞢
(
ゆがけ
)
の
革
(
かわ
)
の
紐
(
ひも
)
を巻きつけた兄をそんなところに見つけるのも、お民としてはめずらしいことだった。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
片肌(かたはだ)の例文をもっと
(8作品)
見る
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
肌
常用漢字
中学
部首:⾁
6画
“片肌”で始まる語句
片肌脱
片肌抜
検索の候補
片肌脱
片肌抜
“片肌”のふりがなが多い著者
亀井勝一郎
作者不詳
林不忘
樋口一葉
島崎藤村
吉川英治
泉鏡花