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かたはだ
ふりがな文庫
“かたはだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
片肌
53.3%
片膚
33.3%
片袒
6.7%
肩肌
6.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
片肌
(逆引き)
人心地
(
ひとごこち
)
もなく苦しんだ目が、
幽
(
かすか
)
に
開
(
あ
)
いた時、初めて見た姿は、
艶
(
つやや
)
かな
黒髪
(
くろかみ
)
を、男のような
髷
(
まげ
)
に結んで、
緋縮緬
(
ひぢりめん
)
の
襦袢
(
じゅばん
)
を
片肌
(
かたはだ
)
脱いでいました。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かたはだ(片肌)の例文をもっと
(8作品)
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片膚
(逆引き)
数秒の後、まぶしい
深紅
(
しんく
)
の光が
弧
(
こ
)
を
描
(
えが
)
いてあらわれたと思うと、数十本の櫟の幹の
片膚
(
かたはだ
)
が、一せいにさっと
淡
(
あわ
)
い黄色に染まり、無数の動かない電光のような
縞
(
しま
)
を作った。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
かたはだ(片膚)の例文をもっと
(5作品)
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片袒
(逆引き)
この
囚人
(
めしうど
)
はおよそ十人ばかりであろう。そのあとから二、三十人の男が
片袒
(
かたはだ
)
ぬぎで長い鉄の
笞
(
むち
)
をふるって追い立てて来た。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
かたはだ(片袒)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
肩肌
(逆引き)
私は、
長崎
(
ながさき
)
の石畳の多い旧波止場で、義父が支那人の
繻子
(
しゅす
)
売りなんかと、店を並べて
肩肌
(
かたはだ
)
抜いで唐津の
糶
(
せり
)
売りしているのを思い出した。
清貧の書
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
かたはだ(肩肌)の例文をもっと
(1作品)
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