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常々
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つね/″\
能々
拜見して
偖申やう此御短刀は私し
望御座なく候何卒君の
常々御
手馴し方を
戴き度
旨願ひければ君も
御祕藏の短刀を
信如こまりて
舌打はすれども、
今更何と
法のなければ、
大黒屋の
門に
傘を
寄せかけ、
降る
雨を
庇に
厭ふて
鼻緒をつくろふに、
常々仕馴れぬお
坊さまの、これは
如何な
事、
心ばかりは
急れども
是では
實に
仕方がない、
其故私は
生徒に
向つて
常々斯う
申して
居ります。
何事も
自分で
研究して
御覽なさい、
研究して
見て
自分で
難問を
解釋するやうに
爲さい。これは
強ち
讀書のみに
限りません。
其方
儀常々身持不行跡而已成ず今度主税之助申付により
島の死骸を弟願山と
馴合光明院へ
捨置に致其上主税之助に
頼れ建部郷右衞門
伴佐十郎の兩人を
ぞ
迷しける
中近隣の社人
玉井大學の若黨に源八と
云者ありしが
常々通仙の見世へ來ては
話しなどして出入りしに
此者至て
好色なれば娘お高を
見初兩親の見ぬ時などは
折々手を