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仕馴
ふりがな文庫
“仕馴”の読み方と例文
読み方
割合
しな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しな
(逆引き)
幽斎はちよつと思案をしたが、こんな手品師のやうなことは
平素
(
ふだん
)
仕馴
(
しな
)
れてゐるので、何の苦もなく
器用な言葉の洒落
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
が、彼は
未
(
ま
)
だいいだろう、未だいいだろうと思いながら一日延ばしのように、自分の
仕馴
(
しな
)
れた喝采を
獲
(
う
)
るに
極
(
きま
)
った狂言から、脱け出そうと云う気を起さなかったのである。
藤十郎の恋
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
降る雨を
庇
(
ひさし
)
に
厭
(
いと
)
ふて鼻緒をつくろふに、常々
仕馴
(
しな
)
れぬお坊さまの、これは
如何
(
いか
)
な事、心ばかりは
急
(
あせ
)
れども、何としても
甘
(
うま
)
くはすげる事の成らぬ
口惜
(
くや
)
しさ、ぢれて、ぢれて
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
仕馴(しな)の例文をもっと
(5作品)
見る
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
馴
漢検準1級
部首:⾺
13画
“仕”で始まる語句
仕
仕業
仕事
仕舞
仕度
仕方
仕合
仕出来
仕掛
仕様
“仕馴”のふりがなが多い著者
樋口一葉
薄田泣菫
菊池寛