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寢間
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ねま
ふりがな文庫
“
寢間
(
ねま
)” の例文
新字:
寝間
第一
毎日
(
まいにち
)
六
時
(
じ
)
に
起
(
お
)
き、
寢衣
(
ねまき
)
を
着替
(
きか
)
へ、
蒲團
(
ふとん
)
の
塵
(
ちり
)
を
拂
(
はら
)
ひ、
寢間
(
ねま
)
其外
(
そのほか
)
居間
(
ゐま
)
を
掃除
(
さうじ
)
し、
身體
(
しんたい
)
を
十分
(
じふぶん
)
安靜
(
しづか
)
にして、
朝飯
(
あさはん
)
を
食
(
しよく
)
する
事
(
こと
)
。
養生心得草
(旧字旧仮名)
/
関寛
(著)
用心口
(
ようじんぐち
)
を
鎖
(
さ
)
してお
寢間
(
ねま
)
へ
戻
(
もど
)
り
給
(
たま
)
ひしが
再度
(
ふたゝび
)
立
(
た
)
つてお
菓子戸棚
(
くわしとだな
)
のびすけつとの
瓶
(
びん
)
とり
出
(
いだ
)
し、お
鼻紙
(
はながみ
)
の
上
(
うへ
)
へ
明
(
あ
)
けて
押
(
おし
)
ひねり、
雪灯
(
ぼんぼり
)
を
片手
(
かたて
)
に
縁
(
ゑん
)
へ
出
(
いづ
)
れば
天井
(
てんぜう
)
の
鼠
(
ねづみ
)
がた/\と
荒
(
あ
)
れて
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
もう十二時を打つ
時分
(
じぶん
)
でございませう。それにあなたは一日中旅をなすつたのですもの、さぞお疲れになりましたらう。よくおみ足が暖まりましたら、お
寢間
(
ねま
)
へ御案内いたしませう。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
呼
(
よび
)
來
(
きた
)
るべしと
竊
(
ひそ
)
かに
示合
(
しめしあは
)
せて
別
(
わか
)
れけり菊は只金と小袖の
欲
(
ほし
)
さに
其夜
(
そのよ
)
丑
(
うし
)
の
刻
(
こく
)
も
過
(
すぐ
)
る頃又七が
寢間
(
ねま
)
へ忍び入り
剃刀
(
かみそり
)
を
逆手
(
さかで
)
に
持
(
もち
)
又七が
夜着
(
よぎ
)
の上より
刺貫
(
さしとほ
)
しけるに又七は居ず
夜具
(
やぐ
)
ばかりなれば南無三と
傍邊
(
かたへ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
寢間
(
ねま
)
の
時計
(
とけい
)
の十二を
打
(
う
)
つまで
奧方
(
おくがた
)
はいかにするとも
睡
(
ねふ
)
る
事
(
こと
)
の
無
(
な
)
くて
幾
(
いく
)
そ
度
(
たび
)
の
寢
(
ね
)
がへり
少
(
すこ
)
しは
肝
(
かん
)
の
氣味
(
きみ
)
にもなれば、
入
(
い
)
らぬ
浮世
(
うきよ
)
のさま/″\より、
旦那樣
(
だんなさま
)
が
去歳
(
こぞ
)
の
今頃
(
いまごろ
)
は
紅葉舘
(
こうえうくわん
)
にひたと
通
(
かよ
)
ひつめて
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
寢
部首:⼧
14画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“寢間”で始まる語句
寢間着