トップ
>
寄
>
よせ
ふりがな文庫
“
寄
(
よせ
)” の例文
宿し奉りし處
御部屋住
(
おんへやずみ
)
の
儀
(
ぎ
)
成
(
なれ
)
ば後々召出さるべしとの御約束にて
夫迄
(
それまで
)
は何れへ成とも身を
寄
(
よせ
)
時節
(
じせつ
)
を待べしとの上意にて
御墨附
(
おんすみつき
)
御短刀
(
おたんたう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
百樹曰、余牧之老人が此書の
稿本
(
かうほん
)
に
就
(
つき
)
て
増修
(
ぞうしう
)
の
説
(
せつ
)
を
添
(
そへ
)
、
上梓
(
じやうし
)
の
為
(
ため
)
に
傭書
(
ようしよ
)
へ
授
(
さづく
)
る一本を作るをりしも、老人が
寄
(
よせ
)
たる書中に
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
永
(
なが
)
く
牢
(
ひとや
)
に
繋
(
つなが
)
れし
人間
(
ひと
)
の、急に
社会
(
このよ
)
へ出でし心地して、足も空に
金眸
(
きんぼう
)
が
洞
(
ほら
)
に
来
(
きた
)
れば。金眸は折しも最愛の、
照射
(
ともし
)
といへる
侍妾
(
そばめ
)
の鹿を、
辺
(
ほとり
)
近くまねき
寄
(
よせ
)
て、酒宴に余念なかりけるが。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
さすがの美人が
憂
(
うれい
)
に
沈
(
しずん
)
でる有様、白そうびが露に悩むとでもいいそうな
風情
(
ふぜい
)
を殿がフト御覧になってからは、
優
(
ゆう
)
に
妙
(
たえ
)
なお
容姿
(
ようす
)
に深く思いを
寄
(
よせ
)
られて、子爵の
御名望
(
ごめいぼう
)
にも
代
(
かえ
)
られぬ御執心と見えて
忘れ形見
(新字新仮名)
/
若松賤子
(著)
聞
(
きゝ
)
てオヽ
嬉
(
うれ
)
しや申し重四郎樣と云ながら
直
(
つ
)
と身を
寄
(
よせ
)
其縁談
(
そのえんだん
)
は
彼
(
あ
)
の大津屋段右衞門の
後家
(
ごけ
)
にて
縁女
(
えんぢよ
)
はお
恥
(
はづか
)
しながらと
口籠
(
くちごも
)
り顏を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
百樹曰、余牧之老人が此書の
稿本
(
かうほん
)
に
就
(
つき
)
て
増修
(
ぞうしう
)
の
説
(
せつ
)
を
添
(
そへ
)
、
上梓
(
じやうし
)
の
為
(
ため
)
に
傭書
(
ようしよ
)
へ
授
(
さづく
)
る一本を作るをりしも、老人が
寄
(
よせ
)
たる書中に
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
扨
(
さて
)
も番頭久兵衛は種々事を左右に
寄
(
よせ
)
百兩の盜賊は大橋文右衛門に
相違
(
さうゐ
)
なき
旨
(
むね
)
申し立ると雖も大岡殿は
心眼
(
しんがん
)
を以て善惡を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
その不思議といふは、昔より此逃入村の人
手習
(
てならひ
)
をすれば天満宮の
祟
(
たゝり
)
ありとて一村の人皆
無筆
(
むひつ
)
なり。
他郷
(
たきやう
)
に
身
(
み
)
を
寄
(
よせ
)
て手習すれば
祟
(
たゝり
)
なし。しかれども村にかへれば日を
追
(
おひ
)
て
字
(
じ
)
を
忘
(
わす
)
れ、
終
(
つひ
)
には無筆となる。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
その不思議といふは、昔より此逃入村の人
手習
(
てならひ
)
をすれば天満宮の
祟
(
たゝり
)
ありとて一村の人皆
無筆
(
むひつ
)
なり。
他郷
(
たきやう
)
に
身
(
み
)
を
寄
(
よせ
)
て手習すれば
祟
(
たゝり
)
なし。しかれども村にかへれば日を
追
(
おひ
)
て
字
(
じ
)
を
忘
(
わす
)
れ、
終
(
つひ
)
には無筆となる。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“寄(寄(松田町))”の解説
寄(やどりき)は、神奈川県足柄上郡松田町にある集落の地名。地名の由来は、諸説有るが、寄り合い(部落の集まり)が木の下で行われていた事から寄木=やどりぎになったと言われている。
(出典:Wikipedia)
寄
常用漢字
小5
部首:⼧
11画
“寄”を含む語句
寄席
寄合
寄生木
立寄
寄付
寄附
寄集
寄人
寄木
詰寄
馳寄
打寄
年寄
近寄
摺寄
似寄
取寄
駈寄
寄来
片寄
...