學説がくせつ)” の例文
新字:学説
こひまよふをわらひとは、あやしげな傳説でんせつ學説がくせつまよはぬがよい。こひひと至情しゞやうである。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
恁云かうい學説がくせつは、たゞ種々しゆ/″\學説がくせつあつめて研究けんきうしたり、比較ひかくしたりして、これ自分じぶん生涯しやうがい目的もくてきとしてゐる、きはめて少數せうすう人計ひとばかりにおこなはれて、多數たすうものれを了解れうかいしなかつたのです。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
ふものは、碌々ろく/\貝塚かひづか發掘はつくつしてもせずに、たゞちに地中ちちう秘密ひみつつたふりをして、僅少きんせうなる遺物ゐぶつ材料ざいれうに、堂々だう/\たる大議論だいぎろんならべ、うして自個じこ學説がくせつてるのにきふひといでもい。
貴方あなた例證れいしようきなすつたストア哲學者等てつがくしやら立派りつぱ人達ひとたちです。しかしながら彼等かれら學説がくせつすでに二千年以前ねんいぜんすたれてしまひました、もう一すゝまんのです、これからさきまた進歩しんぽすることい。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
すゝんでは自分じぶん學説がくせつてるとまで——今日こんにちではつたのである。