“學友”のいろいろな読み方と例文
新字:学友
読み方割合
がくいう66.7%
とも33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼(かれ)は學友(がくいう)の誰彼(たれかれ)に萬遍(まんべん)なく安井(やすゐ)の動靜(どうせい)を聞(き)いて見(み)た。然(しか)し誰(だれ)も知(し)るものはなかつた。たゞ一人(ひとり)が、昨夕(ゆうべ)四條(しでう)の人込(ひとごみ)の中(なか)で、安井(やすゐ)によく似(に)た浴衣(ゆかた)がけの男(をとこ)を見(み)たと答(こた)へた事(こと)があつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
伊太利(イタリー)の國(くに)子ープルス港(かう)で、圖(はか)らずも昔(むかし)の學友(がくいう)、今(いま)は海外(かいぐわい)貿易商會(ぼうえきしやうくわい)の主人(しゆじん)として、巨萬(きよまん)の富(とみ)を重(かさ)ねて居(を)る濱島武文(はまじまたけぶみ)に邂逅(めぐりあ)ひ、其處(そこ)で、彼(かれ)が妻(つま)なる春枝夫人(はるえふじん)と其(その)愛兒(あいじ)日出雄少年(ひでをせうねん)とに對面(たいめん)なし
埒(らち)もなく万年青(おもと)の葉(は)あらひ、さては芝生(しばふ)を這(は)つて木(こ)の葉(は)を拾(ひろ)ふ姿(すがた)、我(われ)ながら見(み)られた体(てい)でなく、これを萬一(もし)も學友(とも)などに見(み)つけられなばと、心(こヽろ)笹原(さヽはら)をはしりて、門外(もんぐわい)の用事(ようじ)を兎角(とかく)に厭(いと)へば
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)