“がくせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
學説60.0%
学説40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と云(い)ふものは、碌々(ろく/\)貝塚(かひづか)を發掘(はつくつ)して見(み)もせずに、直(たゞ)ちに地中(ちちう)の秘密(ひみつ)を知(し)つた振(ふり)をして、僅少(きんせう)なる遺物(ゐぶつ)を材料(ざいれう)に、堂々(だう/\)たる大議論(だいぎろん)を並(なら)べ、然(さ)うして自個(じこ)の學説(がくせつ)を立(た)てるのに急(きふ)な人(ひと)が無(な)いでも無(な)い。
貴方(あなた)が例證(れいしよう)に引(ひ)きなすつたストア派(は)の哲學者等(てつがくしやら)は立派(りつぱ)な人達(ひとたち)です。然(しか)しながら彼等(かれら)の學説(がくせつ)は已(すで)に二千年以前(ねんいぜん)に廢(すた)れて了(しま)ひました、もう一歩(ぽ)も進(すゝ)まんのです、是(これ)から先(さき)、又(また)進歩(しんぽ)する事(こと)は無(な)い。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
一番困るのは法制局長官というものは、法律的な問題について、重要発言(はつげん)をする責任があるのに、その人間の学説(がくせつ)が疑われ、したがってそれが乱臣賊子扱いされていることである。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
こう云(い)う学説(がくせつ)は、ただ種々(しゅじゅ)の学説(がくせつ)を集(あつ)めて研究(けんきゅう)したり、比較(ひかく)したりして、これを自分(じぶん)の生涯(しょうがい)の目的(もくてき)としている、極(きわ)めて少数(しょうすう)の人(ひと)ばかりに行(おこな)われて、他(た)の多数(たすう)の者(もの)はそれを了解(りょうかい)しなかったのです。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
しかしながら彼等(かれら)の学説(がくせつ)はすでに二千年以前(ねんいぜん)に廃(すた)れてしまいました、もう一歩(ぽ)も進(すす)まんのです、これから先(さき)、また進歩(しんぽ)することは無(な)い。如何(いかん)となればこれは現実的(げんじつてき)でない、活動的(かつどうてき)で無(な)いからである。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)