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大喧嘩
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おほげんくわ
ふりがな文庫
“
大喧嘩
(
おほげんくわ
)” の例文
掛内に
這入
(
はひり
)
て
伏
(
ふし
)
み居し
折柄
(
をりから
)
燒場の
外面
(
おもて
)
の方に
大喧嘩
(
おほげんくわ
)
が始りし樣子故何事かと存じ
密
(
そつ
)
と出て
窺
(
うかゞ
)
ひしに
闇
(
くら
)
き夜なれば一
向
(
かう
)
に
分
(
わか
)
らず
暫時
(
しばらく
)
樣子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「妾のお直は二三日前から、出るの引くのと言ふ
大喧嘩
(
おほげんくわ
)
だ。——萬兵衞が他に女が出來て、それを家に入れようとして居るんだ」
銭形平次捕物控:048 お藤は解く
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
待
(
ま
)
てば
甘露
(
かんろ
)
といふけれど
己
(
お
)
れなんぞは
一日々々
(
いちにち/\
)
厭
(
いや
)
な
事
(
こと
)
ばかり
降
(
ふ
)
つて
來
(
き
)
やがる、
一昨日
(
をとゝひ
)
半次
(
はんじ
)
の
奴
(
やつ
)
と
大喧嘩
(
おほげんくわ
)
をやつて、お
京
(
きやう
)
さんばかりは
人
(
ひと
)
の
妾
(
めかけ
)
に
出
(
で
)
るやうな
腸
(
はらわた
)
の
腐
(
くさ
)
つたのではないと
威張
(
ゐば
)
つたに
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
イワーノウナは
何
(
なん
)
だか
嬉
(
うれ
)
しくて
堪
(
たま
)
らなくなつたと
見
(
み
)
えて
一週間前
(
いつしうかんぜん
)
に
大喧嘩
(
おほげんくわ
)
した
事
(
こと
)
ア
忘
(
わす
)
れちまつてア………フ………を
呼
(
よ
)
んで
咖啡
(
こうひい
)
なんぞを
馳走
(
ちそう
)
しながら
荐
(
しき
)
りに
色
(
いろ
)
んな
餘計
(
よけい
)
を
附
(
つ
)
けちやア
亭主
(
ていしゆ
)
の
自慢
(
じまん
)
をする
罪と罰(内田不知庵訳)
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
聞違
(
きゝちが
)
ひだらうと
言
(
い
)
つて
大喧嘩
(
おほげんくわ
)
を
遣
(
や
)
つたのだが、お
前
(
まへ
)
もしや
其處
(
そこ
)
へ
行
(
ゆ
)
くのでは
無
(
な
)
いか、
其
(
その
)
お
邸
(
やしき
)
へ
行
(
ゆ
)
くのであらう、と
問
(
と
)
はれて、
何
(
なに
)
も
私
(
わたし
)
だとて
行
(
ゆ
)
きたい
事
(
こと
)
は
無
(
な
)
いけれど
行
(
ゆ
)
かなければならないのさ
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
聞違ひだらうと言つて
大喧嘩
(
おほげんくわ
)
を遣つたのだが、お前もしや
其処
(
そこ
)
へ行くのでは無いか、そのお邸へ行くのであらう、と問はれて、何も私だとて行きたい事は無いけれど行かなければ成らないのさ
わかれ道
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
喧
漢検準1級
部首:⼝
12画
嘩
漢検準1級
部首:⼝
13画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫