“大喧嘩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおげんか68.2%
おほげんくわ22.7%
おおげんくわ4.5%
おほけんぐわ4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝日屋の夫婦は五日に一度くらいの割合で大喧嘩おおげんかをした。亭主ていしゅの名は勘六、細君はあさ子、どちらもとらだかうまだかの三十二歳であった。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
掛内に這入はひりふしみ居し折柄をりから燒場の外面おもての方に大喧嘩おほげんくわが始りし樣子故何事かと存じそつと出てうかゞひしにくらき夜なれば一かうわからず暫時しばらく樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
先生せんせい生徒せいと大喧嘩おおげんくわ
赤い旗 (旧字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
幻花子げんくわし種々いろ/\珍品ちんぴんれたことから、地主ぢぬしとの衝突奇談しようとつきだん小作人こさくにんとの大喧嘩おほけんぐわ小南保之助氏こみなみやすのすけし貝塚かひづか奇遇談きぐうだんやら、足立博士あだちはかせ學士時代がくしじだい此所こゝはちされたはなしやら、却々なか/\面白おもしろい。